腎臓病の猫/最期の瞬間に立ち会うことができました

11月22日、13時20分、ももたが永眠しました。


それはまるで、私がそばに来るのを

待ってくれていたかのようなタイミングでした。


ももたが寝たきりになってから、床ずれをしないように

3〜4時間おきに寝返りをさせていて

この時も、寝返りをさせに行きました。


すると、それまでゆっくりした呼吸で

静かに横たわっていたたももたが

突然、すぅーっと大きく息を吸って、ブルっと震えるようなそぶりを。

それを何度か繰り返した後、ふぅっと息が消えて行きました。


あまりにも静かな終わり方で

しばらくは、亡くなったのかどうかわからなかったほど。

また息を吹き返すんじゃないかと、しばらく見つめていました。


でも、いつまでたってもお腹が動くことはなく

ようやく亡くなったんだと悟りました。


最期の瞬間に立ち会えてよかった。

ももたは寂しがり屋なので

私が来るのを待っててくれたのかもしれません。


腎臓病の最期は、激しい痙攣を起こしたりするなど

悲惨なものだと聞いていたので、覚悟していたけど

口の周りが歯肉炎による血で汚れていることを除けば

とても穏やかで静かで、本当に眠るような最期で、よかった。


食べ物をまったく受け付けなくなってから

なんと1カ月も生きたももた。


獣医師の先生も、腎臓の数値から考えると

よくここまでもったと驚いていました。


腎臓病がわかってから7カ月。

決して十分な時間ではなかったけれど

ももたのそばでガッツリ治療と介護に向き合い

最期も看取ることもできたので、心残りはありません。


これも、コロナでオンラインが行き渡り

取材や打ち合わせなどがすべて

在宅でできるようになっていたおかげだなあ。

このタイミングだったことが、本当に不幸中の幸いでした。


寝たきりになって、意思疎通ができなくなっても

亡くなって冷たくなった今でも

ただ、ただ、かわいくて仕方ありません。


ももたがいなくなった欠落感は大きいけれど

兄弟猫のくりおのもふもふに、ずいぶん救われています。


もももたと同い年のくりお。

少しでも長生きしてほしいなあ。


くりおは4月に検査をした時には

健康に問題はないと言われたけれど、あれから半年以上。

近々、また健康診断に行こうと思います。


下の写真は

生後1カ月半くらいのももた(写真右)と

うりふたつの兄弟猫・ウニくん(写真左)。

岡山にいるウニくんの里親さんが送ってくれました。

かっわいすぎる〜〜〜〜〜!(バカ親)

ガラケー時代で画素数が低すぎるのが残念。