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あまりに美しい夢の原因は「新世界より」

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「新世界より」(貴志祐介、講談社 文庫)の中&下巻。カバーにマンガ や人の絵でなく、見渡せる広い景色 が使われているのもいい。 現実にはあり得ない極彩色、透明感、 光と影の美しい景色の数々を見て、 目が覚めた後も感動がおさまらず その日1日、高いテンションで過ごすなんて 子どもの頃以来のことかも。 そんな夢を見た原因はわかっていて 貴志祐介さんの「新世界より」の影響に たぶん違いありません。 2008年に第29回日本SF大賞受賞したとか 2012年に漫画化されたとか 10月からテレビアニメが放送中だとか。。。 そんなことは一切知らず、単に書店でなんとなく興味を引かれて購入。 1000年後の世界を舞台とするSF作品で  上、中、下と3巻に分かれていて長いのだけど おもしろくてあっという間に読み進み、今、下巻の前半にきています。 登場する生き物や風景描写が、突飛なのだけどリアルで映像的。 映画でもSF大好きの私としては 無意識のうちにかなり刺激を受けていたようです。 にしても、中巻が終わりそうなとき、すぐ下巻に進みたいために バッグに太っとい2冊を入れて出かけていたのだけど それってやっぱりシンドイ。 今日オープンした電子書籍ストア「Kindleストア」をのぞいてみたら  「新世界より」もしっかりあり。  うーん、いよいよ電子書籍にするかなあ。