腎臓病の猫/お見送り経で最後のお別れ
今住んでいる府中には
臨済宗 慈恵院 付属多摩犬猫霊園という
大正10年に開園した、約4000坪の敷地を持つ
日本最大級規模の犬猫霊園があります。
前を通ったことが何回かあるのだけど
入り口に5.2メートルの大石碑がある、とても立派なお寺。
ももたが亡くなったときは
ここで供養してもらおうと決めていました。
昨日の夜は自宅で一緒に過ごし、
今朝、引き取りに来てもらいました。
いったんお寺に安置していただいて
午後に私がお寺に行き、お見送り経を上げてもらいました。
こんなふうに、ささやかながら
お位牌(というのかな?)や抹香などもあるところで
お坊さんがお経を唱えてくれました。
お位牌の中の紙には
「愛猫ももた號霊位」という文字と命日が
墨で書かれています。
お位牌の向こう、観音様の前にある箱の中に
ももたが眠っています。
ちなみにこの箱は、私が用意したもの。
朝、引き取っていただいた後
そのまま霊安室に安置されていたのです。
お経の後、ももたと最後の対面。
頭をなでて、また必ず会おうねと声をかけました。
これで本当のお別れ。
顔を見たら、やっぱり泣いてしまいました。
寒〜い雨の1日だというのに、祝日のためか
亡くなったペットを車で運んできた人が
次から次に途切れることなく訪れていました。
こんなにたくさんの猫や犬が亡くなっているんだなあと
なんだかちょっとびっくり。