腎臓病の猫/皮下点滴の輸液は温める?そのまま?

ネットを見ると

寒い季節は皮下点滴で使う輸液を、湯煎やチンして人肌に温める

という意見がチラホラあります。


でも、以前かかっていた病院は

「温めなくていい」という方針でした。


獣医師さんが数人いたので

他の先生にもしつこく聞いてみたのだけど

答えは同じく「温める必要はない」とのこと。


でも、すごく寒かった先日は

点滴をした後、ももたが丸まって震えていました。


皮下点滴後のももた
あまりに寒そうだったので、猫用ケットをかけてあげると
そのままスヤスヤ。

震えが、輸液が冷たかったせいなのか、体がしんどいせいなのかは

わからないけれど

自分の体に体温より冷たい液がたくさん入ったら……

と想像すると、どう考えても辛い気がする。


そこで、現在の病院の先生に電話で相談したところ

「温めてあげた方が猫ちゃんもラクだと思いますよ」

と言われました。


きっと、温めなくてもトラブルは起こらないのでしょう。

でも、猫が少しでもラクなのはどちらか、

飼い主は、そこがすごく大事なのです。


というわけで、これまで2回

輸液パックを湯煎して温めてから点滴してみました。


すると、点滴後のももたの様子が、あきらかに違います。


前は、だるそうに横になったり丸まったりして

時々体を震わせたりしていたけど

温めた時は、いつもと同じラクな姿勢で座り

目を細めてうとうとしています。

体を震わせることもありません。


よかった気がする(笑)


ももたは1週間くらい前から

食べ物をまったく受け付けなくなりました。


時々「銀のスプーン三ツ星グルメ」のおやつ

「にっぽんSelect ぷるリッチ」を舐め

ごくたま〜にちゅーるを舐めるくらい。


だからどんどん痩せてきていて

そのせいでふらついているけれど

自分で歩いて移動し、トイレもちゃんとしています。

すごいなあ。


尿が出ている間は

皮下点滴した方がラクになるとのこと。

温めながら続けてみます。