腎臓病の猫/突然、大声を発し始める
数日前の夜中
オー、オー、というももたのだみ声が。
鳴くというより、叫ぶという感じの大音量で
何が起きたのかと慌てて飛び起き、見に行くと
玄関に座ってただ叫んでいました。
5〜6回叫ぶと、気が済んだように寝床に戻り
眠り始めます。
私も安心して布団に戻ったのだけど
寝入った1〜2時間後、再びももたの大音声が。
今度は浴室で叫んでいました。
その夜は朝までそんなことが続き、私はすっかり寝不足に。
そして翌日から、日中に頻繁に大声で叫ぶようになりました。
ただ、夜中に叫ぶことはなくなったので
その点だけはありがたい。
最初は叫び出す度に撫でたりしていたのだけど
すると今度は私を呼んで叫ぶようになり
それが頻回になって仕事もできないくらいになったので
今はある程度放っておいています。
すると気が済むのか、静かに眠りにつく。
でもまたすぐに叫んで呼ぶ
というのを繰り返しています。
叫ぶ理由はわかりません。
尿毒症で神経障害を起こしているのかもしれないけど
その割には意志がはっきりしていて
私には、不安などによるもののように見えます。
フードを食べなくなってもう2週間。
ちゅーるだけは数口なめたりしていたけど
数日前からそれも拒絶するようになりました。
1週間くらい前から水もたまにしか飲みません。
ただそれでも、よろけながらも自分で歩いて
夜になると私の布団に入ってきたり
朝方には猫ベッドに戻って行ったりしているのはすごい。
ももたは本当に強い猫です。
腎臓病になると脱水症状になり、水を頻繁に飲むようになるけど
末期になり、さらに病状が進むと、水を飲まなくなります。
それは、体内の水分がなくなって意識がなくなることで
痛みや苦しみなどを感じなくなるからだそうです。
そうやって、自然と最期への準備をするのでしょう。
生き物の体ってすごい。
皮下点滴するということは
ももたが飲もうとしない水を、強制的に体内に入れるということ。
それによって脱水は少し解消されるけど
同時に痛みや苦しみは感じ続けるという意見をよく目にします。
ただその一方で、
皮下点滴しないと毒素が尿として体外に排出されないので
苦しく辛い。
猫が受け入れるうちはやるべき、という意見も
同じくらい目にします。
今かかっている獣医師さんも
点滴してあげた方がラクになるはず、という意見。
ももたはどっちがラクなんだろう。。。
悩みと迷いは尽きませんな。
写真は最近の2匹の日中の様子。
この時は夕方間近で陽が傾き、日差しが弱くなったので
丸まっているけれど
日中は南向きの窓から入る太陽を浴びながら伸び〜としてます。