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3月, 2015の投稿を表示しています

紙とwebの仕事の違いはMacとWinの違いに似ている!?

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突然巻き込まれるように始まったwebの仕事で 久しぶりにギリギリ感を味わっています。 仕事の関係者はいい方達ばかりだし 内容もしっかりしていて、仕事自体はいいものだと思います。 ただ、1回目の納品までとにかく全く時間がない。 エクセルを多用する必要があり MacだとどうしてもWinとズレてしまうので 手持ちのWinノートを使おうとしたら 3年前に買った3万円台の最低スペックLenovoでは ファイルが重すぎてフリーズ。 すぐさま家の近くのK'sデンキに走って その場でWin8.1の高スペックノートを購入するという 大人買いなのかなんなのか、訳のわからないことになっています。 というわけで、現在私の机の上は デスクトップのMacの横に、Winノートを並べ 両方を使いながら仕事をするという Too Muchなワークホリックみたいな状況。 見なきゃいけないデータ資料が多くて 両方を使わないと仕事が進まないのです。 でもね、Dropboxで資料や作成ファイルを即座に行き来できるので むちゃくちゃ使い勝手がよろしい。 ネット環境はやっぱりずいぶん便利になったなあと 変なところで再認識しました。 それに比べて、MacとWinの互換性の低さはなかなか埋まりませんな。 紙とWeb、両方の仕事をしていると このMacとWinの互換性の低さに泣かされることがしばしば。 企業間の溝は、ネットでもなかなか埋まらないようです。

色彩にどっぷりハマれる一冊『色の知識―名画の色・歴史の色・国の色』

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一度読んだ本は、読み返すことがほとんどない私ですが 最近、ちょくちょく開いては楽しんでいる本があります。 それがこの 『 色の知識―名画の色・歴史の色・国の色 』 (城一夫著、青幻舎刊) 右上のタイトルの地が銀色になっていて、置く場所や光の加 減 で 色が変わります。本の個性を良く表現している 仕掛け。 昔から色彩が好きで 1年前くらいにネットで見つけ、即ポチ。 普段はすぐに帯を捨ててしまうのですが この本は帯のコピー 「世界中を旅するように集めた550色」がとても素敵なのと 白と銀というシンプルな装丁に帯の色がよく映えるので ずっとこのままにしています。 中身はというと 「西洋を中心に美術・デザイン様式の色彩や画家の色使い 世界の国々の色彩風景を文化史的に綴ったものである」 (同書・まえがきより) 古代エジプトの色やロマネスクの色など美術・デザイン様式ごとの色彩 画家や科学者など個人にまつわる色彩 各国の国旗や特徴を表す色彩など ユニークな視点で分類された色がずらりと並んでいます。 前回のブログ で 画家、オディロン・ルドンのミニチュアキャンバスを購入したことを 書きましたが その日、家に帰ってこの本を見てみたら オディロン・ルドンの色が出ていてびっくり。 オディロン・ルドンのページ。 ルドンはもともと黒一色の版画を作る作家だったとか。 30年間黒の絵を描き続け 50才半ばに華麗で幻想的な色彩画家に転身したのだそうです。 そんな物語を知ることができるのもこの本の魅力です。 先日は『 福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015 』を 観に行ったのだけど フェルメールのページもやはりありました。 ヨハネス・フェルメールのページ 今回のフェルメールの展示会の絵はすべて ”re-create(リ・クリエイト)=再創造”されたもの。 最新のデジタル画像技術によって 描かれた当時の色彩を再現したものだそうです。 それを見てから、この本を見ると またフェルメールの色を新鮮に楽しむことができたり 別の画家の異なる色彩も見たくなったり。