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12月, 2017の投稿を表示しています

今年もありがとうございました

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今年も終わりですね。 31日の日中にやることをあれこれ予定していたのだけど つい、逃げ恥を見続けてしまいました(笑 今年は東京マラソン参加をはじめ 印象的なことがいろいろあった年だったけれど 仕事では久しぶりに、本当に久しぶりに 嫌で嫌でたまらなくて、自分から降りた案件がありました。 問題だったのは、私にとってクライアントにあたる人。 仕事の内容自体はとてもおもしろく興味深いものだったし 経済的な影響も大きい案件だったので 2カ月間ほど迷って悩んだけれど 精神的なストレスがあまりにすごくて、自分から仕事を切りました。 切ってみたら、驚くほど心が軽くなって、気分すーーーっきり。 どれほど自分がその仕事で疲弊していたかがわかりました。 そして、その仕事を手放すのを待っていたかのように 新しい仕事がいくつか舞い込んできて、経済問題も事なきを得ることに。 手放したり切ったりしようと思うと ときには摩擦を生んだり、苦い思いをしたりすることもあるけど それでもそうすべきときがあることを、学んだ年でもありました。 いくつになってもドタバタと落ち着かない私ですが 来年も、どうぞよろしくお願い致します。 写真は、来年の正月飾り。 家の近所の花屋さんのオリジナルみたいで 飛んでるワンコに引かれました。 飛んでるワンコが抱えているのは福玉です。 皆さまにも、たくさんの福がありますように。

フレンチタッチ2年目課題1は、クリムトの「ユディトⅡ」&マーブル紙の額縁で

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久しぶりにフランス額装ネタです。 別に休んでいたわけではないのですが なぜか1年目最後の課題と2年目最初の課題が 同時進行になってしまいまして そして、2年目最初の課題が先に完成しました(笑 ドキュモン(飾る作品)を入れたマットの後ろ側に もう1段、背景的なマットがあるデザインです。 課題のデザインを見たとき 縦のラインを活かした細長い額装を作ってみたいと思い あえて細長い、クリムトの「 ユディトⅡ」のポストカードを ドキュモンに選びました。 「 ユディトⅡ」の背景の色に合わせたオレンジ色で上下にラインを作り カードの周りとオレンジラインの左右には、金色の縁取り。 縁取りがさらに縦のラインを強調して見せるデザインになってるんですね。 他はすべて黒で統一したのですが 実は同じ黒でも、紙質を変えて遊んでいます。 ドキュモンの周りは、ツタのような模様の入ったやや光沢感のある黒紙、 オレンジラインの左右は、布地のような縦線が入ったマットな黒紙。 そしてこの額縁も、紙で手作りしています。 以前、1年目4作品目も額縁を手作りしたのですが そのときは3ミリの厚紙を何枚も貼り合わせ ペイントして仕上げました。 その時の記事が 「 脇坂克二さんのポストカードでビゾー・アンヴェルセ&手作り額縁 」 今回の額縁はそのときとはまた違う手法で 額装の上下左右にスチレンボードと1ミリ紙で厚みを作り 1ミリ紙を額縁の幅にカットして上にのせ 化粧紙で全体をくるんでいます。 前回よりも手軽に早く額縁が作れます。 ただし、角に微妙なRをつけたりはできないので 額縁らしい雰囲気は弱くなってしまうのですが 紙の模様でいろいろな雰囲気が出せるので、これはこれでありかなと。 額縁に使う紙として 先生からはスキバルテックスなどの 厚くて質感のしっかりした紙をすすめられたのですが 今回の作品は額縁に黒×金色の模様を入れたくて 製本用のしっかりしたマーブル紙を使用してみました。 微妙なグラデが表情をつけていて、なかなか気に入っています。 実は、額装を習い始める前に半年ほど 額縁作り

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でホッ

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「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、観てきました。 ホッとしたぁぁ。 2年前に公開された前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は 賛否いろいろあったけれど、私はすごくダメだったんです。 一応、最後まで観はしたものの 途中からうんざりして、観るのもつらくて スターウォーズを観るのもこれが最後かな、と思ったほどでした。。。 スターウォーズという名前だけれど 人の心や葛藤、成長、自然や生き物の力などが描かれているのが 私にとってのスターウォーズのイメージであり、魅力だったのだけど 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は ただの宇宙大戦争になってしまった印象。 「聖戦」という名の戦争は、本当に嫌だなと思いました。 あ、これはあくまで個人の感想です。 でも、「最後のジェダイ」は 私が好きだったスターウォーズの要素がしっかり入っていて 2時間33分の上映時間も、まったく長さを感じませんでした。 主役のレイも、表情などが 前作よりずっと豊かで魅力的になった印象。 まあ、鳥キャラのポーグは おもちゃ丸出しでどうなんだろと思ったけど(笑 その他の動物は表情も動きも相変わらず自然で素敵です。 最後の戦いのシーンの、赤い土煙が舞う土地という設定も印象的。 白と赤のコントラストが単純に美しいし 攻めるときには強さや過激さ、激情などが 戦い終わった風景としては、悲壮で残酷で汚さが感じられ 戦いそのものの意味がすごく伝わって来ます。 うまいなあ。 スターウォーズの続編を楽しみにできるようになれて 本当にホッとしたのでした。 写真は、映画館に飾られていたパネル。 上はルーク・スカイウォーカーとレイ。 下はカイロ・レン(最後のジェダイ)とレイア。 これを見るだけでワクワクしてきますね。

1日が短すぎるのは冬だから?

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せわしないのは師走だからでしょうか? 観たいものや行きたいところがたまってるのだけど その前に作りたいものがガツっとあって でも、読みたい本もあるし、ゆっくり聴きたいものもあって だけど、走る時間もとらなきゃいけないし… なんだかやりたいことが山盛りです。 そしてもちろんやらなきゃいけない大切な仕事もあるわけで あー時間が足りない! 1日が短かすぎる! 去年もこんなんだったっけ?と予定表を見てみたら 去年の今頃は東京マラソンに向けて ランニング漬けの日々だったのを思い出しました。 去年の今頃は週3日は必ず走っていて 12月下旬には9年ぶりのマラソン大会に出て、ハーフを走ったのでした。 週3日、それも毎週少しずつ距離を伸ばそうと思うと 仕事とランニングだけで日々が過ぎて行くんですよね。 東京マラソンまで、それ以外は何もできない日々が続いたんだった と、なんだか懐かしく思い出しました。 それに比べれば、今年は1つのことに拘束されていない分 気持ちはずいぶん楽かな。 年末年始のお休みなんて 実はとっても短いというのも去年実感したこと。 年内の仕事の終わりも見えて来たので これから年明けまでの時間を、大切に、楽しみたいと思います。 府中のいいなあと思うところの1つは 高いビルがまだ少ないので、空が広く見れるところ。 この季節は空気が乾いて澄んでいるので、夕暮れの色が美しいです。

12年前の雪の日の猫の訪問

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近々猫を飼う計画をしている友人が 猫に必要なグッズの視察にわが家へ来訪。 お土産に持って来てくれたおいしいケーキをいただきながら 猫話が止まりません(笑 彼女は昔、実家で猫を飼っていた経験があり 数年前からまた飼いたいと思っていたのだけど バタバタと忙しい日々が続いてタイミングを逃していたとか。 最近やっと心身ともに落ち着いてきたため 本格的に動き出す余裕が出てきたと言います。 そうそう。 猫を飼うのって、「飼いたい」だけじゃなくて タイミングがあるんですよね。 私の場合は、1匹の猫の訪問がきっかけでした。 12年前の雪が降っていたある冬の日、 午後のまだ明るい時間に外出から帰って来たら 当時住んでいたマンションの入り口に、1匹の猫が座っていたのです。 ふっくらして毛のツヤもよく、汚れてもいないので 近所の飼い猫だろうと思って通り過ぎようとしたら 「にゃあ」と言って、私のあとをついて来ました。 2階の私の部屋のドアを開けたら 寒かったのか、私より先にそそくさと家の中へ。 あちこちニオイをかいだ後、テレビの上にのぼってゴロン。 わが家にいるような堂々たるくつろぎっぷりに、思わず笑いました。 10分ほどすると、玄関でドアをひっかき出したので 開けてあげると、出て行きました。 でもその1分後にはドアの外から「にゃあ!」の大声。 開けると同じ猫が家の中に駆け込んできます。 そんなことを2〜3回繰り返していたら 隣の部屋の人が出て来て「猫ちゃんを飼い始めたんですね」と。 「いえいえ、このマンションはペットはNGですから。 この猫は近所の猫だと思うんですが、家に入って来たんですよ」 と答えたところ 「この秋に築10年が過ぎたので、ペット飼育OKになったんですよ」 という衝撃の事実! し、知らなかった…。 実家にいたときは、常に犬か猫と一緒に生活をしてきて いつかはまた飼いたいと思っていた私。 ペット飼育可になったと聞いたら、 「フリーランスだから家にいられるし、これは飼うしかない!」 というモードに。 すると不思議なもので タイミングよく猫の里親を捜している人と知り合い 今うちにいる2匹の猫を引き取ることになったのでした。 もし、12年前の雪の日の猫の訪問がなければ も