投稿

2月, 2016の投稿を表示しています

呼吸する塩壷

イメージ
ずーーーっと、いい塩入れがないか探していました。 陶器やガラス、プラスチック、アルミなどなど いろいろ買って試してみたけど 塩が湿気て固まって使いにくくなったり、茶色く変色したり 使い勝手や見た目が悪かったりして うーーーーーん、どれもイマイチ。 ネットで探しても、料理に詳しい友人達に聞いてみても なかなかいい情報がなくてあきらめかけていたのです。 でもつい先日、ネットでふと見かけた塩入れを見て 一目惚れして速攻、購入してしまいました。 それがこれ、「呼吸する塩壷」。 この塩壺はライフコーディネーター・沼田みよりさんの提案で 福岡に窯を持つ陶芸家・石原稔久さんが 2年の歳月をかけて仕上げたものだそう。 形やデザインもいい感じなのだけど 湿気を含んでいる塩や、濡れた手で塩をつまんでも 次の日にはサラサラに戻る不思議な塩壺というのが魅力です。 サイズは直径11㎝の大・6150円と 直径9.5㎝の小・5070円の2つがあり 私は小を購入しました。 開けるとこんな感じ。 振りかけるタイプじゃないけど 小は手のひらにすっぽり収まる大きさで持ちやすいし フタを開けて塩をつまんで振りかけるのがすごくやりやすい。 とてもスムーズに料理ができます。 明日、料理をするのがまた楽しみ♪ 「呼吸する塩壷」を販売しているのは キッチン道具のプロデュースと販売を手がけるstudio482+。 サイトは こちら 。 2016年6月17日追記ーーーーーーーーーーーーーーー この塩壷、人気が出て来たようでどうやら在庫切れ。 お手入れ法を確認しようと検索したら いろんなサイトが出て来てなかなか見つからなかったので 追記しておきます。 塩がサラサラな状態にならないときは 塩壺を水に半日ほど浸けてから日に干して完全に乾かします。 このとき完全に乾かすのがポイント。 中性洗剤は使用不可。

自分と向き合うにもトレーニングが必要

イメージ
ここのところ立て続けに いろんな場面でいろいろな人から 「自分が本当はどうしたいのか、どうなっていきたいのか、何がほしいのか 自分と向き合って見つめて、考えることって大切だよね」 的なことを示唆されてます。 もしかしたら、自分自身それが気になっていて そういう問いかけに敏感になっているのかも。 で、それでわかったことは 自分の内面を見つめたり、深掘ったりする時間を 自分はまったくみじんも持っていない、ってこと。 仕事が忙しくないときでさえ ボーッと何かを考えることすらしていない自分に気づいて ちょっとビックリしてしまいました(笑 家にいるときは常に何かしるか見てるし 電車は小説を読むための時間にしてるし 1人でカフェなどに入ったときも、すぐ小説を読んじゃう。 「考え事」というものをしない。 強いていえば、歩いているときとランニングしているときは いろいろなことが頭の中をかけめぐっていくけど それはほとんど無意識なので、考えているわけじゃないし。 そして、そういうことを全くしてきていないと いざやろうとしても、ぜんぜん見えない、わからない ってことにも気づきました。 自分の内面を見るにも トレーニングが必要なんです。 もう少しするとまた仕事に追われるサイクルに突入する予定。 それまでの短い間だけでも、ちょっと意識して 自分と向き合ってみようと思います。 さて、何が見えるかな。 東京都庭園美術館の「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」へ。 美術館の本物の庭では白梅が匂い立っていました。

自分にできるサポートがあるとしたら

イメージ
先週後半も再び美術史家・森先生の東京活動のお手伝い。 四谷にあるベルギー日本大使館で開催された講演会 「ルーベンス、戦う画家から愛の画家へ」にスタッフとしてご招待いただき レセプションパーティではベルギービールやベルギー料理を楽しんだり。 大使館のイベントに参加できる機会などそうそうないので とても貴重な体験になりました。 その2日後には恵比寿の日仏会館で開催された 「オルセー美術館名作集 印象派画家たち」講演会へ。 講演会後の懇親会では演奏家の方や古武道家、美術館コンシェルジュの方など さまざまな分野で活躍されている方とお話しできて これまた充実した時間に。 ウェブサイトのお手伝いを通して お金ではないお返しを、さっそくいただいているなあと感じます。 今の時代、何かを始めようと思ったり、仕事をもっと広げたいと思ったとき ホームページがないとまず話にならない というところがあります。 ホームページがあるのが基本、最低の準備、みたいな。 でも実際に作ろうと思うと 予想以上に手間とお金がかかるんですよね。 そもそも、ホームページ制作を誰に、どこに頼めばいいのかもわからないし。 会社なら多少お金と時間がかかってもどうにかなるけど 個人の場合はなかなか厳しい。 それで、これまでにも実家のお店のホームページや 近しい友人が新しい活動をするためのホームページ作成の手伝いなどを 何度かほぼ無料で行ってきました。 そうした経験を通して、なんとなく 自分が誰かの役に立てるとしたらウェブサイトに関することかも。。。 と漠然と思うように。 そんなとき、森先生からウェブサイトの協力依頼があったのです。 興味を持っている西洋絵画の世界に触れられる機会でもあると感じ 迷わずお受けしました。 もちろん本来の日常の仕事もあり、私は仕事も大好きなので こういう形でお手伝いをすることは、頻繁にはできないけれど 今後もタイミングと内容さえ合えば ウェブサイトを通して誰かの、何かのサポートができたらいいな。 そういうことをし続けていきたいな。 そんな風に思います。 ベルギー日本大使館でのレセプションパーティの様子。 ビールはやっぱり ベルギービールでした。

西洋絵画に関する活動と作成したホームページが検索上位に出てくる喜び

イメージ
2月はホームページのウェブマスターをさせていただいている 美術史家・森耕治先生 が来日する講演会月間。 約1カ月かけて日本の各地で講演会をされます。 そこで、東京にいらしたタイミングに合わせて スタッフとして先生とホームページの打ち合わせをしたり 純粋に参加者として講演会に行かせていただいたり。 ちょうど仕事が一段落したところだったので ここのところすっかりそちらの方の活動に集中していました。 実は先生とお会いするのは、これがまだ2回目。 つか、1回目は昨年の11月に行われた フェルメールの講演会に参加しただけなので、実質初対面です。 ホームページを作って、ウェブマスターまでやっていながらこれって かなり珍しいですよね(笑 でも、ネットを通じて何度も打ち合わせや話をしてきたので 初対面感はまったくなし。 よく数年ぶりに会った友達なのに 普段Facebookで近況を見ているから久しぶりの感じがしない ということがあるけど、かなりその感覚に近いです(笑 講演会「ピカソと女性たち」は ピカソと関わった7人の愛人と2人の正妻の話をたどりながら ピカソの絵の変遷をひもといていくという内容。 専門的な知識が満載なのに誰にもわかりやすくて とても楽しいエンターテイメントになっていました。 絵ってなんとなくとっつきにくい、って感じている方々にこそ 森先生の講演会に来てみてほしいなあと思います。 ところで、森先生のホームページをリリースしてほぼ1カ月。 Googleで「森耕治」と検索すると 下記のようにやっと2番目にホームページが表示されるようになりました。 昨日までは検索結果2ページ目の終わりだったので、うれし〜! これはホームページを制作している人にしか分からない喜びかも〜。  

倉敷に行きたくなる!充実の「すばらしき大原美術館コレクション」

イメージ
打ち合わせの後、時間が空いたので 国立新美術館で開催されている 「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」へ。 大原美術館は1930年に倉敷に創設された 西洋美術を紹介する日本初の本格的な美術館。 コレクションは西洋近代美術のほかにも 日本近代洋画、民芸運動ゆかりの作家たちの作品、エジプトやオリエント 東洋の古代美術、いま第一線で活躍している現代美術家の作品まで 多岐にわたります。 そのすべての部門から選ばれた数々の逸品が一堂に会する美術展 というだけあって、見応えがすごい! ルノワールに、ゴーギャンに、モネに、民芸の作家の作品に、 エル・グレコの 《受胎告知》などなど。 久しぶりに感じた充実感でした。 都内の美術館をいろいろ行っているうち 地方のすばらしい美術館も気になってきているこのごろ。 大原美術館も行きたいリストに加わりました。 左はカミーユ・ピサロの「りんご採り」、右はジョヴァンニ・セガンティーニ の「アルプスの真昼」。やっぱりこういう光を感じる作品が好き。