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11月, 2018の投稿を表示しています

初めて見る「カリグラフィー」の額装作品

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フランス額装教室で一緒に習っている方に カリグラフィーも長くやっている女性がいて その方が参加しているカリグラフィー作品展へ。 カリグラフィーというものの存在は知っていたけど 詳しい知識はなく、作品を見るのも今回が初めてでした。 Calligraphy(カリグラフィー)とは ギリシャ語の「美しい書き物」という意味の言葉に由来していて アルファベットを独特のタッチで書く技術のことだそう。 下は作品展の入り口に飾られていた案内で たとえばこういう文字のことですね。 作品は作者の好きな言葉や詩、歌などを カリグラフィーで表現しているものが多数。 そこに絵を加えたり、文字の形や色を工夫して世界観を作り 1つの作品に仕上げてありました。 墨の書とカリグラフィーを組み合わせてあるもの カリグラフィーの文字で何かを形作ってあるもの 絵とカリグラフィーで表現してあるものなど カリグラフィーって文字の配置やバランス、色彩など デザイン力がかなり求められるのですね。 プロのアーティストの作品かと思うものがたくさんあったけど 撮影NGだったので、ここで紹介できないのが残念です。 そして、ほとんどの作品が工夫を凝らした額装がされていて 個人的にはそれもとても楽しめました。 写真展にしてもカリグラフィー展にしても 他のいろいろな作品展でも 必ずいくつかは「額装」がされているんですよね。 それをするのとしないのとでは、雰囲気に全然差が出ることは みんな直感的に知っている。 でも、額装そのものにも工夫をするとさらに作品がどう変わるか そこが多くの人には全然知られていないんだなあ。 下は撮影可コーナーに飾られていたクリスマスカード作品。 カリグラフィーとクリスマスは相性抜群です。

11月のフランス額装はフレンチ・タッチ2年目No4の「エプリル」

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久しぶりにフランス額装の作品です。 フレンチ・タッチ2年目4作目で「エプリル」というテクニック。 「エプリル」とはコンパスで作る楕円のことで 数学的に正確な楕円(「オーバル」と言います)よりも円に近く その分、少し歪んでいます。 上の作品では、エプリルの窓の中に もう1つ、エプリルでカットした輪を貼り付けているのだけど 左右と上下の空間の太さが違うのは、歪みがあるため。 「オーバル」なら歪みはないので、そちらにする選択もあったのだけど ドキュモン(飾る作品)が正方形に近かったのと キリンのかわいらしいイラストなので 丸みがあって手作りっぽい仕上がりになるエプリルを選びました。 ちなみにドキュモンは フランスの人気イラストレーター、ラリーさんの作品です。 周囲にはモチーフに合わせ、キリンっぽい筋が入った化粧紙を使用。 エプリルのラインに合わせて化粧紙を貼るのがむずかしかった〜。 特に輪は内側と外側両方を包むので、ややボコボコに…。 精進せねば。 いつも色をたくさん使いたがる私には珍しく(笑) 2色の化粧紙だけでスッキリと仕上げたのも今回の特徴。 色で遊ぶのは楽しいけど もっと作品を引き立たせることも意識しないと、と思うようになり 色使いについて考え直している最近です。 フレームは額縁ではなく、白木っぽい色の紙で仕上げました。 今まで紙フレームには黒色の紙しか使わなかったけど 色が変わるだけでグッと軽く明るい雰囲気になります。

懐かしうれし写真展と、初めての作品展

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大学卒業後、最初に勤めた編集プロダクションで とってもお世話になったカメラマン事務所の 師匠とそこを巣立った弟子カメラマンたちとの コラボレーション写真展へ。 これがそのインビテーションカード。 さすが、カッコイイ写真です。 最初に勤めた編プロでは 撮影といえば必ずそのカメラマン事務所にお願いしていて ど素人で撮影のことなど何もわからない私は 彼らに多くのことを教えてもらい、いつも助けてもらっていました。 私はその後、フリーランスになったり別の会社に勤めたりして 仕事でご一緒する機会も少なくなってしまったため お会いするのは本当に久しぶりのこと。 それでも会場に入るとすぐ、写真展の主役である師匠が あの頃と変わらない明るい笑顔で声をかけてくれて 素直に懐かしいやらうれしいやら。 当時お仕事させていただいたカメラマンの方もいらして ほっこり楽しい時間を過ごしました。 師匠も弟子の方々も 今もカメラマンとして第一線で活躍し続けていることに 心より敬服します。 そして、その翌日には イラストレーター&額装家のつぼばやしあきこさんと ご友人の帽子デザイナー・中川由美子さんとの二人展へ。 つぼばやしさんは香川県と徳島県で教室を開いていて 私が運営しているフランス額装のサイト 「 Encadrement-un(アンカードルモン・アン) 」に 教室情報を載せさせていただいている先生の1人。 ネット上ではいろいろ作品を見せていただいているけど リアル作品を拝見するのは初めてです。 こちらは写真展の男性的なカッコ良さとは逆の 女性らしいやわらかさと美しさに溢れた展示会でした。 元アンティークショップというギャラリーの雰囲気と 作品とがとてもマッチしていて フランスのアパルトマンの1室のようなおしゃれな空間になっていました。 作品の内容も私との関係性も、全く異なる2つの作品展ですが みんな、それぞれに頑張ってるなあと。 頑張っている人からは元気といい刺激をもらえますね。

足指を使って歩くようにしたら、足幅が小さくなった話

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今年7月初め、左足の裏の ヒール靴を履くと地面に当たる部分に突然痛みが出ました。 病院でレントゲンを撮っても異常はなく おそらくここが強く当たるような歩き方をしていて その蓄積で炎症が起きているのだろうとのこと。 でも、足の裏って、使わずに休めるっていうことができないんですよね。 そこで、痛みの出る部分が当たらないように 歩き方を変えたり、重心移動を変えてみたり、靴を替えたり この4カ月間いろいろ試行錯誤。 そしてやーーーっと痛まずに歩けるようになりました。 といっても、炎症が治ったわけではなく 今でも同じ部位を強く地面につけると痛みが出ます。 では、何が変わったかというと、足指の使い方。 私はどうやら、気づかない間に 左足は指をほとんど使わず、足の裏にダイレクトに衝撃がくるような 歩き方をしてしまっていたようです。 でも、最近話題の「浮き指」とはちょっと違うみたい。 なぜなら、走っているときは痛みがないから。 どうやら歩いている時は指をほとんど使ってなかったけど 走っているときには使っているようなのです。 昔、足底筋膜炎をやったことがあり その時のお医者さん曰く 「足裏が弱くアーチが潰れやすいタイプ」とのこと。 私としては、その延長線上での症状のように感じています。 で、今は意識して足指を使い、アーチを立てるようにしているのですが そうしたら驚いたことに、足の幅が小さくなりました! いつも履いている靴がブカブカになり 紐を全体的に結び直さなければならなかったほど。 なんだったらサイズを一つ小さくしても良さそうなくらいです。 さらに、歩いているだけなのにふくらはぎがすごく疲れる! そういえば少し前、何かで 「足指を使わずに歩いていると ふくらはぎの筋力が落ちてしまい、腰痛が起きやすくなる」 というのを読んだような覚えがあります。 足指とふくらはぎって強く関係しているんですね。 また、足底筋膜炎をやって以来 ヒール靴を長時間履くと、足底が痛くなってしまうのだけど 足指を使うようにしてからは、それもなくなってビックリ。 怪我の功名ってやつ? 急に足指を使うようになって 今度は足指に痛みが出るのではないかと心配したけど 今のところそれはありません。 このまま歩き方その

フィッシュ・パンとル・クルーゼとQooトースター

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オーブンレンジを20年以上ぶりに買い換えたら それの余波(?)なのか 想定外のキッチンアイテムが続々うちにやってきました。 まずはフィッシュ・パン。 その名の通り、魚を焼くフライパンです。 うちの猫の1匹が、ガス台のグリルの扉を開閉するときの ちょっとした金属音が異常に嫌いで そーーーーーっと音を立てないようにしても 敏感に反応してワーワー鳴きながら部屋の隅に逃げていきます。 その様子は、ちょっとかわいそうなくらいなので グリルはできるだけ使わないようにしていました。 オーブンレンジを買い換えた際に キャンペーンなども加わってポイントが5000円余り付き お店にフィッシュ・パンなるものがあったので、その場で購入。 こんな風に横長なので、秋刀魚が1匹そのまま焼けるというものです。 さっそくこれでサバを焼いてみたところ 底の溝に油が落ちて皮はパリッ、中はふっくら。 予想以上に美味しく焼けました。 普通のフライパン+フライパン用ホイルで魚を焼いたこともあるけど それよりも数倍は美味しい。 フィッシュ・パンという名前だけのことはあります。 これでようやく猫に遠慮せず(笑)大好きな焼き魚を食べられそう。 その数日後、近くのスーパーに行ったら、在庫一掃セールで ル・クルーゼのココット・ロンド22cmが、ナント9800円に! 価格コムでも楽天でも2万円以上で売られているものなので 思わず「まじっ!?」と声を出してしまいました。 別段、欲しいと思っていたわけではないけど 値段と残り2個だけということで、思わず即買い! この鍋の実力は、今さらいうまでもありませんね。 そして、増えたフランパンや鍋の置き場所を作るために キッチンの棚を整理したら 10年くらい前に仕事でもらったQooのトースターを発見! もらったこともすっかり忘れていたものです。 新たに買った過熱水蒸気オーブンレンジは トースターがイマイチなので、これも使ってみることに。 Qooの顔型に焼き目がついて、けっこうギョッとします(笑 でも、オーブンレンジの焼き目が

20年以上ぶりのオーブンレンジ買い換え

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20年以上使い続けたオーブンレンジトースターが やっと壊れた! これまで何度も 買い換えた方が電気代が安くなるんだろうな 解凍だって半焼けにならずに上手にできるんだろうな 温めも美味しくできるんだろうな と思ったのだけど 壊れないのでなかなか踏ん切りがつかなかったのです。 それが先日、トーストの裏面が全く焼けない状態に。 「ついにきた!」という思いと すっごい使い切った感(笑 で、やっと過熱水蒸気オーブンレンジを購入しました。 久しぶりに買い換えるといつも思うのだけど 家電の進化ってすごい。 今のオーブンレンジは「茹でる」「蒸す」もできるのね〜。 と、「今ごろか」と言われるような感動をしている日々です。 これは買って最初に作ったほうれん草の胡麻和え。 今年はなぜか胡麻和えにハマり、しょっちゅう作っているのですが 湯で茹でたのと変わらない食感&味。 湯を沸かしたりざるにあげたりしなくていいって、なんてラク! こちらは「ノンフライ」のチキン南蛮。 カリカリで見た目は本当にフライっぽい。 甘酢だれにつけるとこんな感じ。 タルタルソースは苦手なのでナシ。 やや粉っぽいけど、タレによく漬ければそれほど気にならない。 でもやっぱり油で揚げる方が美味しいなあ。 ま、これは油を使わずヘルシーに、がテーマなのでこういうものかな。 次はまだ使ってないスチーム機能を使って…と しばらくはあれこれ試して遊んでしまいそうです。

素敵なフランス額装展2つ

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秋は1年で最もフランス額装の作品展が多い時期です。 私も先週今週と、2つの作品展にお邪魔してきました。 先週行ったのは 藤沢市の鵠沼海岸で アトリエ「 クラーエモティフ 」を開いている 竹内康子さんの初の個展。 竹内さんは教室を主宰していながら もっと勉強したいと、私と同じ教室に1年ほど生徒として通っていた方。 なので、スキルは私よりずっと上だけど どこか友達の作品展のような感覚でお邪魔してきました。 1人の手による作品ならではの 起承転結みたいなものが感じられる作品展でした。 今週は関西を中心に名古屋、九州、東京と広く活躍している 北野三希代さんが主宰する「 アトリエ ミラボー 」作品展へ。 こちらはアトリエミラボーの講師&生徒さん達の作品が並んでいて テイストや個性は実に多彩。 表現やテクニックのアイデアも豊富で、とても勉強になりました。 北野先生は私の師匠である巽英里先生と昔からの仲間で 実力とキャリアを兼ね備えた方。 現在、北野先生と巽先生の二人で 現代的な新しいデザインのフランス額装「フレンチタッチ」を 日本で展開しています。 竹内さんの個展もアトリエミラボーさんの作品展も とても刺激を受けました。 改めていろいろ作ってみたくなります。 ただ、これは私の個人的な印象なのですが フランス額装は東京よりも関西の方が活発で 作品展も関西の方がずっと多い気がします。 東京でももっといろいろな方の作品展が 行われるようになると楽しいのにな。 「竹内康子フランス額装展」での作品。ドキュモン(飾るもの) やテクニックでこんなに雰囲気や表情が変わります。 こちらはアトリエミラボーさんの講師の方々の作品。色使いは シンプルなのに、表情豊かでカッコイイ。勉強になります!