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1月, 2018の投稿を表示しています

縁をつなぐもの

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寒過ぎて、さすがに走る気になれない。。。。 25日には、東京都心で朝の最低気温が 48年ぶりに氷点下4℃まで下がったとのことですが いやいや、府中は氷点下7℃ですから。 八王子の氷点下8℃までではないものの 限りなく八王子寄り。 7年前まで東京都心の住人だった私には おそらく人生でいちばんの寒さだったかと思われます。 といっても、北国の人に比べたらへぬるいけれど。 これほど寒くなる少し前 会社を辞めてフリーライターになった知り合いから 「フリーとはなかなか難しいものだと実感中です」 というメールが。 クライアントの都合でギャラもスケジュールも簡単に変更されるし 毎回仕事が来るとも限らず かといって多くき過ぎても回すのが大変だし…とのこと。 はい、はい。まさにその通り。 私も今年に入ってまだ1カ月もたってないのに 仕事の量がクライアントの都合で急に半分に減ったり 仕事の担当者が突然変わったりと あいかわらずバタバタです。 でも、そんななか 縁が途切れていたクライアントとまたつながるということも。 そことは他のフリーライターも含めたユニットで仕事をしていたのだけど 新規の仕事に私だけタイミングが合わなかったことと ユニットでの仕事に私自身が疲れていたこともあって だいぶ前に私だけ仕事から離れたのでした。 そのときの仕事は終了し 新たに、今度はユニットではなく個人的にお仕事をすることに。 クライアントと久しぶりに話していたら ユニットでの仕事に同じように限界を感じていたことが発覚。 やっぱり〜、と深くうなづき合ったのでした。 縁がある相手とはまた会える。 そんなシンプルなことを感じた出来事。 でも、縁があっても、それだけを頼りに何もせずにいたら 会えないのかもしれません。 縁をたぐり寄せる一歩のアクション。 それが縁をつなぐ力なのかもしれないな、と思ったり。 写真は記録的な雪の日の府中けやき通り。 背の高い木々に雪が積もっている様子は、都心では見られない風景。 寒いけど美しいです。

今年も「あなたが選ぶ展覧会2017」

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Webの投票で年間のベスト展覧会を決める 「あなたが選ぶ展覧会2017」のエントリーが始まりました。 このイベントは今回が3回目。 過去2回は年末にベスト1を決定する形だったのだけど それだとエントリーが始まる11月以降の展覧会が 投票できないからでしょうか。 今年は2月18日に前年のベスト1を決定するスタイルで、 1月からエントリー開始となりました。 これにエントリーすることで 自然と自分が観た展覧会を振り返ることができるので 毎年エントリーしています。 昨年行った展覧会を数えてみたら21つ。 その中でのマイベスト展覧会2017は以下の3つです(順不同) 「ミュシャ展」(国立新美術館) 「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」                       (Bunkamura ザ・ミュージアム) 「オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」                   (Bunkamura ザ・ミュージアム) ミュシャ展は「あなたが選ぶ展覧会2017」でも おそらくベスト3に入るだろうけど あとの2つはベスト10にも入らないかも。 有名どころに比べれば、地味っちゃ地味だし。 でも、個人的にはすっごく刺激を受けた好きな展覧会でした。 本の大ファンで、以前から楽しみにしていた「怖い絵」展は あまりに混み過ぎて満足いくようには観れなかったのが残念でした。 「あなたが選ぶ展覧会2017」は1月28日までエントリー受付中。 別に関係者でもなんでもないのだけど(笑 いろんな人の展覧会に関する感想を聞く機会ってあまりないので けっこうおもしろいです。 「あなたが選ぶ展覧会2017」のサイトは こちら 。 写真は真鱈の子の煮付け。 両親とも石川県出身なので、実家にいた時は毎冬 真鱈をまるまる1匹、いろいろな料理にして食べました。 その中に必ず真鱈の子の煮付けもあって、そのときからの大好物。 真鱈の子が出回る季節になると、必ず1回は作ります。 今回は白滝を加えてカサ増し。

ジョルジュ・ルパープのイラストで、フレンチタッチ1年目ラストの額装

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妙に長引いていた フレンチタッチ1年目ラストの額装が やっと仕上がりました。 今回は、ドキュモン(飾る作品)の周りに ビゾー・ファンタジーという幅の広い斜断面を入れ その周りをレリーフで囲んでいるデザインです。 ビゾー・ファンタジーには イラストのピンクと合わせた色の紙、 その周辺にはイラストの背景のブルーと合わせた色の紙を使用。 写真では、ブルーがテカってしまっていますが 実際はもっとしっとりと落ち着いたブルーです。 実はこの紙、紙にしてはかなりお高めの高級紙。 「クロスライク」という名前の通り 生地のようななめらかさと厚みがあり 微妙な光沢がとても美しい紙です。 その光沢が、スマホの写真ではこうなってしまいました(笑 伸縮性もあってとても使いやすい紙なので このシリーズ、また使ってみたい。 ドキュモンは引っ込んだいちばん奥の位置になります。 今回使用したのは、 1900年代のアールデコ期に 画家、イラストレーター、舞台装置、衣装デザイナーとして活躍した 作家、 ジョルジュ・ルパープのイラスト。 この作家を知ったのは額装を始めてからなのですが すぐ大好きになってしまった作家の1人です。 パッと見は気づきにくいですが ピンクとブルーの間に、焦げ茶色のフィレを入れています。 これと額縁の黒が、全体を引き締めてくれています。 大好きなポストカードでもあるし、色も思い通りにできて 今回の額装はかなり満足感あり。 ますます額装が楽しくなっております(笑

お正月の衝撃

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お正月の実家。 80歳をとっくに過ぎた父から出た驚きのひと言。 「ハーレーダビットソンのバイクを買った」 知り合いに、35年前のモデルそのままのハーレーを持っている人がいて それを手放すと聞いて、買い取ったのだそう。 車がムチャクチャ好きなのは知っていたけど バイクもだったのか。。。 私のハーレーのイメージはというと アメリカ映画に出てくるチョッパースタイル。 父親があんな格好のバイクに乗るとは…とボーゼンとしていたら 父のハーレーはチョッパーではないそうです(笑 後でネットで調べたら ハーレーの多くはチョッパーではないのですね。 父のハーレーは、現在専門店で各部分を調整中。 部品も塗装も昔のものをできる限り活かすため 手間も時間もかかるのだそうです。 「昔のままだからね、音が全然違うんですよ」と そらもう、うれしそうな父。 問題は乗れるのか、ということなのだけど 専門店でもちゃんと1人で起こし、動かして見せたらしい。 「ああいうのを動かすのは力じゃない。コツがあるんですよ」と かなり自慢げです。 でも、さすがに遠出はせずに 乗っても家の周りを回る程度というので安心しました。 が、父の話はこれでは終わらず 「ちょうどみんないるから話すけど…」と前置きしたかと思うと いきなり「2月に石川県に家を買うことにしたから」宣言。 石川県は父の故郷。 昨年末に石川県に行ったときに、 昔、いろいろなことがあって強い思い入れがある家が 売りに出ているのを見つけ、その場で購入を即決したと言います。 写真を見たら、びっくりするようなお屋敷で 敷地なんと250坪。 でも、広さとか見た目とか値段とかは全く問題ではなくて その家を手に入れ、自分の表札を掛けることが 父にとっては大きな大きな意味があるようです。 ハーレーについて、うれしそうに 家について、しみじみと深く 思いをにじませながら話す父を見ていたら いろいろあった人生を生きた80歳を過ぎて出会うからこそ意味がある、 ということが世の中にはあるのだと思いました。 そういうことがあるのなら 年を取るのも、そうそうネガティブなことばかりではないかも。 けっこうおもしろくやれるのかも、 なーんて思ったお正月。 今年が始まりました。