2018年9月30日日曜日

ペットの救急法「ペットセーバープログラム」を受けてきました

ここ数年、うちの猫が小さなケガをすることが何度かあり
その度にとっさの対応に悩むことが。
それでペットの救急法の講習「ペットセーバープログラム」なるものを
受けてきました。

開講しているのは
アメリカのペットの救急法指導団体「Pet Tech」インストラクター資格や
ミネソタのBARTで「消防士向けアニマルレスキュー」を取得した
元国際レスキュー隊員で、一社)日本防災教育訓練センター代表理事の
サニー カミヤ氏。
現在、世界13カ国でも行われているプログラムだそうです。

プログラムにはいくつか段階があり
私が受けたのはいちばん基本の
「ペットセーバーベイシック&アドバンス」講習。

ペットの応急手当の基本、人工呼吸やCPR(心肺蘇生法)の方法
止血の仕方や包帯の使い方、骨折などの場合の固定と搬送
ペットの防災と避難などについての知識と技術を教えてもらいます。

2時間半あまりの講習なので、駆け足だけど
実技あり、ペット事故のビデオあり、スライド解説ありと
充実した内容。
知らないことばかりだったので、とても勉強になりました。

習ったからといって、すぐにできることでもないけど
知っていると知らないとでは、全然違うから。

それに、参加して初めて知ったのだけど
講習費8100円(税込)の半分が
全国の消防署へ寄付する「ペット用酸素吸入マスク」の購入費に当てられる
というのも、うれしい。

アメリカ、カナダ、フランス、ドイツなどではペットの救急現場で
普通に使われている「ペット用酸素吸入マスク」が
日本にはまだほとんどないのだそうです。

ただね、30人余りの参加者のうち、男性が3名いたのだけど
そのうちの2名が、実技のコーナーになっても
椅子に座ってパソコン開いたりして何もせず。

カミヤ氏が「参加して一緒にやってくださいね」と声かけても
「あ、大丈夫っすから」って半笑いで答えたり。

初対面の女性たちに混ざって応急手当ての実技をやるのが
照れ臭かったのかもしれないけど
講習に来ておいてこの態度って、中途半端だなあ。
感心しませんね。

ま、そのほかの人たちは皆真剣で、とてもいい雰囲気の講習会でしたが。

「ペットセーバーベイシック&アドバンス」の後は
災害時のペットの救助法やマンホール等からの救助法などを学ぶ
「ペットセーバーEMR(Emergency Medical Rescue救急救助員)」講習
があり、そちらも受けると
ペット救急法普及インストラクター(ペット救急法等普及指導員)の講習も
受けることができます。

インストラクターにはならないけど
ペットセーバーEMRは受けようかどうしようか迷い中。
10月はちょっと忙しいので、受けるとしても11月以降だな。

下は「ペットセーバーベイシック&アドバンス」の修了証書。
一応、国際認定修了証書だそうです。
なんだかうれしい(笑

ペットセーバーベイシック&アドバンス修了証書











2018年9月24日月曜日

スポーツ推しになっていたのか、府中

買い物で府中駅そばのけやき並木に行ったら
「イングランド&フランス ラグビーフェスティバル in 府中」という
イベントが大々的に開催されていました。

内容的には、ラグビー強豪国であるイングランド、フランスの
文化が体験できるというものらしい。
フランス人シンガーソングライターのステージなどもあったのだけど
私が行った時にはラグビー日本代表選手たちによる
トークショーが行われていて、すごい人だかりでした。

イングランド&フランス ラグビーフェスティバル in 府中












私が府中に引っ越してきた7年前には
特にラグビー推しの雰囲気はなかったのだけど
2〜3年前、突然、街灯などに
「ラグビーのまち府中」というフラッグが飾られるようになりました。

それが、2015年のラグビーW杯がきっかけだったというのを
今日のイベントで初めて知りました(遅い)。

2015年のラグビーW杯は
日本が南アフリカに歴史的勝利をしたとき。
五郎丸さんが大人気になったときですね。

その際の日本代表31人のうち、11人が府中を拠点とする
「東芝ブレイブルーパス」と「サントリーサンゴリアス」の選手だったこと。
さらに、2019年に日本でラグビーW杯が初めて開催されることが決まり
お隣の調布市にある東京スタジアムが試合会場の1つになったことから
ラグビー推しの活動が始まったのだそうです。

驚いたことに、府中は2019年ラグビーW杯の
イングランドとフランスの公認チームキャンプ地にもなっていて
来年、この2カ国のチームとファンが府中にくるのだとか!

知らない間にこんなことになっていたのか、府中。

そして2020年のオリンピックでは、府中も競技会場の1つになるので
こちらについても取り組んでいて
オーストラリアの野球チームが府中でキャンプを行うことに。
さらに他の競技の誘致も進めているとか。

というのも、府中はオーストリアとオーストラリアの
ホストタウンとして登録されているのだそうです。

知らないことばかりだよ、府中。

駅前の大規模開発が3年かかってようやく終了して
静かになっちゃうのかと、少し寂しく思っていたけど
ぜんぜん静かにならない府中(笑
なかなかおもしろい町です。

個人的にも昔からスポーツ観戦大好きで
最近ではテレビで中継があると、何より優先してかぶりついています。

せっかくの機会なので
私もこれから地元をぐぐっと楽しみたいと思います。

下は「イングランド&フランス ラグビーフェスティバル in 府中」にて。
イギリスを代表し、六本木ミッドタウン前にある
イギリスフィッシュ&チップス協会認定の日本初、フィッシュ&チップス専門店
「MALINS(マリン)」が特別出店していました。

イングランド&フランス ラグビーフェスティバル in 府中













2018年9月17日月曜日

新たなイラスト展。「イラストレーションフェスティバル」

廃校になった中学校を利用して誕生したアートセンター
「アーツ千代田3331」で開催された
イラストレーションフェスティバル」へ。

32組のイラストレータ一が一堂に会し
原画やグッズなどの展示・販売を行うというもので
柴田ケイコさんやニシワキタダシさんなどの
人気イラストレーターさんも参加していました。

会場では、イラストをプリントしたTシャツや記念切手など
企業とコラボしたオリジナルグッズも多数販売。

さらに、イラストレーター本人がワークショップを行ったり
専門家による額縁作りや、出展者のイラストの缶バッチ作りなど
体験系ワークショップも。
入場料500円が安く思えるくらい楽しめるイベントでした。

今回が初の開催で、そのせいか
イラストのテイストにやや傾向がある印象が。
次回はより幅広いタイプのイラストレーターさんが集まると
もっと楽しくなりそうです。

そして、やっぱりこういうことだよなあ、と一人で深く納得。

仕事柄、イラストレーターさんの個展の案内をいただくことが多く
いただいたらできるだけ顔を出すようにしているのだけど
絵の展示のみというスタイルに、ずっと疑問を感じていました。

電車で片道40〜50分かけて行って
会場に入ったら10分で終了、というなんとも言えないむなしさ。

世界的なアーティストの絵を、数十点〜数百点も展示する美術館の展覧会でも
作品1つ1つに読み手を惹きつけるような解説をつけたり
タレントを起用した音声解説のサービスがあったり
ユニークなオリジナルグッズを作ったりと
工夫をしているのになと、思ったりしていました。

今回のイラストレーションフェスティバルは
そういう意味で、私的に1つの回答を得た気分。

ここまで大掛かりなことは、会社が主催しているからできることだけど
個人でも、誰かと組んでワークショップをするなど
できることは少なくないと思います。

そして、前々から思っているのだけど
美術展やイラスト展とフランス額装のワークショップというのも
すごく相性が良いだろうなあ、なんて。
私にはまだワークショップをするようなスキルはないけど
そういうイベントを開ける機会があったら手伝ってみたいなあ
なんて思うこの頃です。

アーツ千代田3331「イラストレーションフェスティバル」
会場入り口。












アーツ千代田3331「イラストレーションフェスティバル」
イラストレーター・死後くんが「背後霊似顔絵」を描いてくれる
ワークショップも(笑)

2018年9月10日月曜日

小学生の頃以来の長続き

フランス額装を習い始めて丸3年がたちました。

1つの習い事をこんなに続けているのは
小学生の頃に通っていた習字教室以来(笑

レッスンは月1回だけど
レッスンで習ったことを、その後にノートにまとめたり
次のレッスンまでに、自分でできる作業を家でやったり
次の作品で使う紙を探しに回ったりなど
なんだかんだとやることがあったりします。

今年春にフランス額装の情報サイト
Encadrement-un(アンカードルモン・アン)」を
立ち上げてからは、これの運営も。

でも、どの作業もいまだ飽きることはなく
ただただ、おもしろいのです。

問題なのは
3年たったのに、スキルがまだまだなレベルであること。。。
まあ、途中で教室を変わったりしたしね。
今後の目標は、スピーディなスキルアップですな。

下は、2014年までフランスで刊行されていた額装の隔月刊誌
「IDEES DE CADRES(イデ・ド・カードル)」。

IDEES DE CADRES(イデ・ド・カードル)













人気は高かったらしいのだけど
社長がクリエイターなため、金銭的な感覚が大雑把すぎて
経営破綻をしてしまったそう。
まあ、日本でもよくある話ですね。

大切に保管していた方が、この3冊をくださいました。
うれしぃー!

もちろん全てフランス語。
でも、額装写真を見ているだけで参考になるし
図解部分などは言葉がわからなくても理解できたりします。

こういう本があると、ますますおもしろくなるわけです(笑

IDEES DE CADRES(イデ・ド・カードル)












2018年9月5日水曜日

バイリンガル美術情報誌「ONBEAT vol.9」

バイリンガル美術情報誌「ONBEAT vol.9」が
やっと出たので、さっそく購入。

季刊でvol.8が2月発行だったので
次は6月くらいかなと思っていたら、なんと9月。
待ちましたよ〜。

ニッチな本なので、大きな書店でもなかなか置いてなく
取り寄せるしかありません。
こういう時、自宅に迅速に届けてくれるAmazonはやっぱり便利ですね。

今回のメインテーマは「ジャポニスム2018」。
現在パリ市内を中心にフランス各地で開催されている
日本文化を紹介するイベントです。
なので表紙はトリコロール。

ONBEAT vol.9

















香取慎吾さんがルーブル美術館で個展を開催するというのを
ニュースか何かで聞いたことがあったけど
それもジャポニズム2018だったのですね。

その他の詳しい内容は知らなかったのだけど
若冲展あり、琳派展あり、文楽あり、歌舞伎あり、邦楽ライブあり
野田秀樹の舞台あり、現代劇あり、チームラボあり
その他にも多彩で、なんとも贅沢な内容!
日本でもやってほしいくらいです。

その他にも没後50年の藤田嗣治氏の巻頭特集や
現代アートのアーティストたちのレビューなど、充実の内容。

「ONBEAT」は額装に良さそうなページがあるのも魅力の1つ。
たとえばこのページなど、飾ると素敵になりそうです。

ONBEAT vol.9