俵屋の「じろあめ」でなつかしい思い出と料理

少し前に俵屋の「じろあめ」をいただきました。
まだ封を開けてなかった時の写真がこれ。

俵屋の「じろあめ」


















俵屋は石川県金沢市にある、1830年から続く老舗の飴屋さんです。
じろあめ」はその店の顔とも言える商品で
米と大麦だけで作られた水あめ。
砂糖や人工甘味料、合成保存料など一切使うことなく
穀物本来の甘味を楽しむことができるあめです。

箱から出してみて初めて
これ、幼稚園や小学生くらいのころによく食べたやつだ!
と思い出しました。

両親が石川県の人なので
しょっちゅう買ってきていたのでしょう。
今は亡き祖母が、割り箸を使って器用に水あめを巻き取って
私や姉に渡してくれました。

あまりにいつもあるので、しまいには食べ飽きてしまった記憶が…。
今思うと贅沢なことなのだけど
まあ、子どもってそういうものですよね。

あの頃と同じように、割り箸で巻き取って食べてみたら…
美味しい!
あっさりしていてサラッと口に溶けて
あの頃のままの味です。

ただ、今の私にはこの量、多すぎ。
上の写真の容器、ふたの直径が約7センチ、容器の高さも約7センチ。
内容量は430グラムもあって、さらにぜんぶが糖分。

おやつとして食べたら…体重が恐ろしい!

どうしたものかと思っていたら
俵屋のホームページに「飴を使ったレシピ」というのがあったので
カレーを作るときに使ってみました。

そしたら、なんだかいつものカレーより美味しい!
たまたまかも、と思って
次にナスと豚肉の味噌炒めに使ったら
やっぱりいつもより美味しい!!

特別な味がつくわけじゃないのだけど
砂糖を使った時よりも甘みがまろやかでコクが出る感じ。
使う量は目分量で適当なのだけど
ちょうどいい甘さになるのも不思議。

生姜焼きなどに使ったら絶対美味しくなるやつ!

じろあめは添加物を使ってないのに
常温で1年間持つらしいので
調味料としてのお土産などにもアリだな、と思いました。

じろあめを手に入れた時は、ぜひお料理にお試しあれ。