久しぶりに、本当に久しぶりに美術展へ。
東京国立近代美術館の所蔵作品展「MOMATコレクション」の評判がよく
11月5日までの会期中に行きたいと思っていたのです。
日本画、洋画、版画、水彩・素描、写真など13,000点を超える所蔵作品から
会期ごとに約200点をセレクト。
20世紀初頭から今日に至る約100年間の日本の近代美術の流れを
海外作品も交えて紹介する国内最大規模のコレクション展示とのこと。
その評判通り、4階から2階まで使った展示は
バリエーションは豊富だし、内容も濃くて見応えアリ!
それがたった500円の入館料で観れてしまうのですからビックリ!
これはね、ぜひ観た方がいいと思います。
国民的人気の日本画家・東山魁夷特集はやはり迫力満点です。
色数は多くなく、構成もシンプルなのだけど
デリケートなグラデーションで、色の美しさを改めて感じさせてくれます。
その他に私がすごく引かれたのがジョージア・オキーフの
「タチアオイの白と緑―ペダーナル山の見える」(1937年)。
実物はもっと白とブルーがキリッと際立っていて
清潔感があって素敵です。
東山魁夷氏の絵といい、この絵といい
色の美しさは色数ではないのだなあ。
東京国立近代美術館はミュージアムショップが美術館の外にあるのですが
ガラス張りでなかなか雰囲気があります。
ただね、いいポストカードがないのが残念。
次に期待したいなあ。