額装 絵を浮かせて作る技法

いま通っている額装教室は
1年ごとにプログラムのテーマが設けられていて
最初の1年は「Apprentissages(入門課題)」として
5つの基本テクニックを学びます。

その3作目ができ上がりました。
今回はイラストを浮かせて額装する技法がメインテーマ。

イラストを入れたマットの下にスチレンボードを置いて
高さを出しています。

イラストに高さがあるので、縁にも壁を作って高さを出し
その上にアクリル板を乗せています。
昆虫の標本箱の中にイラストが浮いて入っているような感じ(笑)

フレンチタッチ 入門課題 3作目





















色や模様ではなく
立体感で雰囲気をつくる、変える、というやり方もあり。
必ずしも色がたくさん必要なわけではないと、ハッしました。

今回のイラストは
ワタリウム美術館のミュージアムショップで買ったメッセージカード。

このイラストで作ろうと思ったとき
イラストの周囲の溝に入れる色に
どうしてもチェック柄を使いたくなりました。

あちこちお店を探しまわったけど気に入ったものがなく
イラストと同じ空色のペンを探して自作したのだけど
これがまあ、大変だったー。

完成してみて
チェック柄がアクセントになっているけど
明るい空色×チェック柄の組み合わせのために
やや子どもっぽいおもちゃのような雰囲気になった気もします。

ここが無地で別の色の化粧紙だったら
また雰囲気が違ったものになっただろうなあ。
それがいいかどうかは別として。

作る前のイメージとでき上がりがまだ全然一致せず
作るたびに反省と発見があります。
そしてまた次の作品へとトライは続くのです。。。。