2017年4月15日土曜日

充実感がすごい、国立新美術館「ミュシャ展」

これを見逃したら後悔するだろうなあ、
と思いつつなかなか行けずにいたのだけど
ようやく観てきました。
国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業  ミュシャ展」。

アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音だとムハらしい)は
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人として知られていますが
今回の展示会で最初に紹介されていたのは
その時代の作品ではなく
晩年の約16年間を捧げた画家渾身の作品「スラヴ叙事詩」。

ミュシャ自身のルーツである
スラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品です。
全20点まとめて公開されるのは
チェコ国外では世界で初めてなのだそうです。

これがね、まあデカいのね。
およそ縦6メートル、横8メートル。

下はその1つ「イヴァンチッツェのモラヴィア兄弟団学校」。
左下の若い男性はミュシャ本人を描いたものだとか。

ミュシャ イヴァンチッツェのモラヴィア兄弟団学校
















展示室はこんな感じ。予想通りけっこう混んでいました。
スラヴ叙事詩のワンコーナーだけ撮影可能でした。

ミュシャ展
















その後にアールヌーボーの作品や建物の装飾など
規模も展示量もたっぷり。

アールヌーボーの作品は撮影できなかったので
購入したポストカードから1枚。
ランスの香水《ロド》のポスター。

ミュシャ ランスの香水《ロド》のポスター





















文字の入れ方とか背景の作り方とか、女性のアングルとか…
この人はデザイナーとしてのセンスもすごかったんですね。

見応えがあるというか、時間の余裕を持って行かないと
とーてー観切れないくらいの大ボリューム。
充実感、満足感、高いです。

開催は6月5日まで。
おすすめです。

同じ館内で「草間彌生展 わが永遠の魂」もやっていますが
一度に両方観るとくたくたになりそう。
私はこちらは先月行きました。
草間彌生展は5月22日まで。

草間彌生展開催中は
国立新美術館の庭の木が草間彌生仕様になっています。
行った時は隣の政策研究大学院大学(?)の満開の桜とのコラボが
異次元っぽくておもしろかったです。

新国立美術館の庭