生花を自然乾燥させたドライフラワー
分倍河原駅近くに
「Rint-輪と」というドライフラワー専門店があるのを発見。
お店に入ってすぐ、ドライフラワーの色や雰囲気が
今まで見たものとはまるで違うことに驚きました。
街でよく見るドライフラワーは
造花っぽい人工的な感じがして、あまり好きではなかったのです。
でも、「Rint-輪と」のドライフラワーは全て
着色料などを使わず、生花を自然乾燥させたものなのだとか。
自然乾燥による色は強すぎず、けれど枯れてもなくて
ニュアンスのある深い色なんですね。
同じ花でも形や色がバラバラで、自然そのままな感じです。
それでいて生花と同様
色や表情は月日の経過とともに変化するのだとか。
それを楽しむのもドライフラワーの魅力のひとつなのだそうです。
生花とはまた違う「生」があるというのは、とても新鮮。
というわけで、衝動的に3種類のドライフラワーを購入してきました。
1つは額装一輪挿しに。
南アフリカ原産の「セルリア」という花の
「ブラッシング・ブライド」という種類で
ピンクの部分は葉の一種で、中央の綿毛のような部分が花です。
色味といい形といい、どこかアンティークな雰囲気が気に入りました。
黄色いのは「イモーテル」という花で
茎がカレーの匂いがすることから
英語では「カレープラント」とも呼ばれているのだとか。
匂ってみたら、ホントにカレーのスパイスの香りが!
ドライフラワーでもちゃんと香りが残っている点も
自然乾燥の魅力ですね。
イモーテルの後ろの
葉っぱのようなのは「オレガノ・ケントビューティー」。
本来は緑の葉とピンクのガクや小花のコントラストが鮮やかなのだけど
ドラーフラワーになると
グリーンの葉と薄い赤紫の葉が混ざったような感じに。
これはこれでとてもニュアンスがあってきれいです。
ハーブのオレガノではなく
「花オレガノ」と呼ばれる観賞用のオレガノらしいけど
ハーブのような良い香りがします。
色も匂いも素敵なので、飾る時に落ちた葉や花も小皿に。
うちの玄関は太陽の光がささないので
生花よりもドライフラワーがしっくりきます。
太陽光が入らない玄関が、パッと明るくなった感じ〜。
お値段は1種類1000円弱と
手間がかかっている分、生花よりお高め。
でも、生花よりも長い間楽しめるので
最終的には同じくらいですかね。
「Rint-輪と」には他にも
見たことがないような素敵な花や実がたくさんありました。
この花が枯れたら、また訪ねてみようと思います。