酉の市と大國魂神社の豆知識

今日は二の酉。

一の酉の時に行けなかったので、今日こそはと

昨年の酉の市で買った熊手を持って大國魂神社へ行ってきました。


大國魂神社の境内には、1年のうちで

酉の市の時にだけ扉が開かれる大鷲神社があるのです。


そして、大鷲神社と同じところになぜか

海上守護の神・除災招福の神として崇敬される住吉神社もあります。


境内には他にもさまざまな神社があって、

例えば、天細女命(あまのうずめのみこと)を祭神とする

宮乃咩(みやのめ)神社。


古くから芸能の神、安産の神として知られ

雑誌「散歩の達人」の Web サイト「さんたつ」の記事によると

源頼朝の妻・北条政子も

大國魂神社の宮乃咩神社に安産祈願をしたとか。


私は大國魂神社が大好きで

けっこういろいろ調べているけれど

北条政子さんのことは知らなかったなー。


さらに、同記事によると

大國魂神社の御本殿が、神社には珍しく北向きなのは

950年以上前の源頼義による奥州征伐以来

“北に睨みをきかせる”ためなのだとか。


それに合わせて、御本殿を守る金と銀の狛犬は

阿・吽の位置が逆で

御本殿と拝殿の紙垂(しで)の折り方も逆なのだそうです。


やっぱり大國魂神社はおもしろい!

そんなことを思いながら

今年も神社が頒布している神符熊手を買ってきました。


写真は大國魂神社の熊手の露天。

今年も昨年に続き、コロナ禍で露天は熊手のみでしたが

来年は賑やかさが戻るといいなあ。

ちなみに、大國魂神社の酉の市は江戸三大酉の市の一つです。


大國魂神社 酉の市