リオ・オリンピックで印象的だった中国選手の「ドラゴン・ウエア」

リオ・オリンピックが終わってしまった。

今回は午前中のLIVE放送がたくさんあり
超朝型の私はタイムリーに観ることができた試合が多かったので
がっつりハマってしまいました(笑
こんなにオリンピックの試合を見続けたのは初めてかも。

テレビでさんざんやっているように
感動したシーンはたくさんあるのだけど、それとは別に
すごく印象に残ったのが中国選手のユニフォームでした。
特に卓球選手のユニフォーム。

これです。
雑誌の編集で、目を引く色として「金赤」というのを使うけれど
まさにその金赤に黄色(金色)で線と龍が描かれたユニフォームです。

リオオリンピック 中国の卓球選手ユニフォーム





















好きなわけでは全然ないのだけど
誰が見ても中国のユニフォームだってひと目でわかるとこが、すごい。
これを中国人以外の選手が着ているとは、誰も思わないですよね。

ユニフォームがカッコイイ国は他にたくさんあったけど
ここまでお国柄がダイレクトにユニフォームに出ていたところは
なかったように思います。

これ、「勝者のドラゴン・ウェア」という名前で
ロンドン五輪とソチ冬季五輪のユニフォームに取り入れられた
「龍」をモチーフとするアイデアが継承されたものなのだそう。

今回は切り紙細工芸術とモダンなネオン・ライトの効果をコラボさせて
「光と影のドラゴン」というスタイルを作り出したのだそうです。

徹底的にお国柄を表す柄にこだわるっていうのもアリ。

その意味で
江戸時代に広まった市松模様を、日本の伝統色である藍色で描いた
2020年東京オリンピックのエンブレムはアリかなと
改めて思いました。

9月にはパラリンピックが始まります。
今年はパラリンピックもしっかり観てみようと思います。