映画「シン・ゴジラ」と異形の者好き

映画「シン・ゴジラ」、少し前に観たのですが
予想外の大ヒットになっていて、なんだかうれしい(笑

映画全体の雰囲気やゴジラの体は
昔のゴジラ映画シリーズとは大きく変わっているけど
声は「あ、昔のままだ」って感じました。
昔の声をそのまま使っているのかな? 違うかしら?

実は、ゴジラ映画はかなり見ているんです。
それも記憶も定かでない小さい頃から。

実家が商売をしていて両親が忙しく
また、映画のチケットが豊富に手に入る状況にあったので
子守りをしてくれる人がよく映画館に連れて行ってくれました。

とくに春や夏の休みのときに行われる
「東映まんがまつり」や「東宝チャンピオンまつり」の時期は
通い詰めるように連れて行かれていたような記憶があります。
映画館に入れておけば手がかからないって感じだったのかと(笑

そういうわけで、ゴジラとかガメラとモスラとか
断片ながら記憶の中にガッツリ入り込んでいるわけです。

なんつったって、生まれて初めて泣いた映画が
「ゴジラ対ヘドラ」だし(笑

トータルリコールとか、アバターとか、Xマンとか
「異形の者」が出てくる映像に妙にワクワクしてしまうのは
もしかしたらこの幼児体験の影響かも
と、今ふと思いました。

「シン・ゴジラ」、評判に違わず私もすごく楽しく観たのですが
とくに惹かれたのは
赤いものをボタボタまき散らしながら突進していく第二形態(?)。
異形の者好きの心をいたく刺激します(笑

写真は「シン・ゴジラ」とは全然関係なく
先日、取材で行った豊洲の海辺。
水と空と都会のビル群ってゴジラの世界ですよね。

豊洲