腹くくって若冲展、そして初・東京アートフェア

こんなに長い時間行列に並んだのは、生まれて初めて。
異例の超大ヒット「若冲展」に行ってきました。

以前、GW前の平日の朝10時前に行ったことがあるのだけど
チケットを買う行列に40分並んだ後で
チケットを持っている人の行列に1時間並ぶという状況に
思い切りくじけ
近くの東京国立博物館でやっている
特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」を観て
帰ってきました(笑

GW後なら空いてるだろう…と思っていたけど
ネットのつぶやきなどを見ると
空くどころか、さらに混み合っている状況とのこと。

これはもう腹をくくるしかない、と心に決め
ネットでチケットを購入して
平日の朝一、開館時間の9時30分に行きました。

9時30分に着いた時点で
チケットを持っている人で160分待ち!
腹くくって来ましたからね、並びましたよ。

その後もどんどん人は増え、
午前10時過ぎ以降に来た方は180分待ちになっていました。

しっかり2時間30分近く待ってやっと入館。
中も混んではいたけど、人数制限をしているので
作品はちゃんと観ることができました。

作品を見たとたん、並んだ甲斐はあったーーーーと思いました。

大胆な構図と緻密すぎる線。
コケティッシュでかわいらしい丸みのあるデザインと
ちょっと気持ち悪い背景や装飾との不思議な同居。
そして鮮やかな色彩。

全てがあわさって
ドラマチックとしか言いようのない絵がありました。

水墨画であっても地味にならなないところがすごい。

うっとりの連続で、行列大嫌いな私ですが
並んででも観てよかった!と思いました。
せめてもの救いです(笑

その翌日は
国内外の157ギャラリーが出展し
古美術、工芸から近代美術、現代アートに至る幅広いジャンルの作品が
一堂に会する日本最大級のアートの見本市「東京アートフェア」を見学。

初めて行ったのだけど
いろいろなアーティストの名前や作品、ギャラリーを知ることができて
美術展とはまた違う、次につながるおもしろさがありました。

若冲展は平日の午前中ということもあって
年齢層がかなり高め。
東京アートフェアは逆に若い人が多くて
絵によって、イベントによって、楽しむ年齢層が違うのは興味深いです。

若冲展にて
若冲展で購入したポストカードその1。左から雪中錦鶏図。蓮池遊魚図、
老松孔雀図。

若冲展にて
若冲展で購入したポストカードその2。左から南天雄鶏図、芍薬群蝶図、
梅花皓月図。
















東京アートフェア2016
東京国際フォーラムで開催された東京アートフェア2016。