Netflixの値上げと作る姿勢

昨年5月から動画配信サービス・Netflixに入っているのだけど

その料金が100円あまり上がるとのこと。

理由は、作品への投資の原資にあてるためです。


Netflixはオリジナル作品が多く

そのクオリティも高いのが魅力であり、売りの1つ。


これは視聴者として楽しいことだけど

私はそれ以上に

Netflixの「作る」ことに対する姿勢に魅力を感じます。


たとえば

計200億ウォン(20億円)の制作費をNetflixが全額負担した

初のオリジナル韓国ドラマ「キングダム」の脚本家

キム・ウニ氏は、制作時のNetflixの姿勢を

「干渉せず、意見もくれず、お金だけ出してくれる」と称賛したとか。


まあ、これはやや大袈裟だとしても

近い雰囲気はきっとあるのだと思います。


テレビなどでは実現できない個性的な内容や大規模な作品を

クリエイターを尊重した形で制作してさせてくれるという話も

いろいろな記事で目にします。


また、Netflixはアニメ作品にも力をいれていて

「今日の総合TOP10」の7〜8作品が常にアニメ作品です。


これまでも日本のアニメクリエーターと提携したりしているのだけど

より良いアニメ作品を作り出すために

今年4月からは、提携先の日本のアニメ制作会社が開く

アニメーター塾の教育を監修し、生徒の生活費と授業料を負担する

育成支援の取り組みも始めるとか。


こういうことに使われるなら

もっと高い料金でもぜんぜん払いますから!

と思うわけです。


映画・テレビやアニメだけでなく

いろいろな「作る」分野で

こういう姿勢を持って動いてくれるところが

どんどん増えればいいのになーと、強く思います。


写真は久しぶりの一輪額装。

花はブルースターの品種の1つで、丸い花弁を持つピュアブルー。

ブルースター