フレンチタッチ1年目ラストの額装がやっと仕上がりました。
今回は、ドキュモン(飾る作品)の周りに
ビゾー・ファンタジーという幅の広い斜断面を入れ
その周りをレリーフで囲んでいるデザインです。
ビゾー・ファンタジーには
イラストのピンクと合わせた色の紙、
その周辺にはイラストの背景のブルーと合わせた色の紙を使用。
写真では、ブルーがテカってしまっていますが
実際はもっとしっとりと落ち着いたブルーです。
実はこの紙、紙にしてはかなりお高めの高級紙。
「クロスライク」という名前の通り
生地のようななめらかさと厚みがあり
微妙な光沢がとても美しい紙です。
その光沢が、スマホの写真ではこうなってしまいました(笑
伸縮性もあってとても使いやすい紙なので
このシリーズ、また使ってみたい。
ドキュモンは引っ込んだいちばん奥の位置になります。
今回使用したのは、1900年代のアールデコ期に
画家、イラストレーター、舞台装置、衣装デザイナーとして活躍した
作家、ジョルジュ・ルパープのイラスト。
この作家を知ったのは額装を始めてからなのですが
すぐ大好きになってしまった作家の1人です。
パッと見は気づきにくいですが
ピンクとブルーの間に、焦げ茶色のフィレを入れています。
これと額縁の黒が、全体を引き締めてくれています。
大好きなポストカードでもあるし、色も思い通りにできて
今回の額装はかなり満足感あり。
ますます額装が楽しくなっております(笑