クリスティーヌさんによる、フランス額装プレミアムレッスン

私がレッスンを受けているフランス額装の先生には、さらに先生がいて それは本場フランスのリヨンで額装の先生達を指導し カッターアカデミー というサイトも運営している2人のフランス女性 クリスティーヌ・トルシェさんとイザベル・ド・クレールさんです。 その2人が3年前から毎年1回、来日して講習会を開いているのですが そのプレミアムレッスン(個人レッスン)を受けて来ました。 プレミアムレッスンとは ドキュモン(飾る作品)も必要な紙類も、もちろんデザインも すべて用意してくれて、 当日は、それを組み立てながらコツやテクニックを教えてもらい その1日で作品を完成し、持ち帰ることができるというもの。 ドキュモンは前もってメールで4つほど候補が送られて来て 1つを選んであったのですが どのような額装になるのかは当日までヒミツです。 私を担当してくれたのはクリスティーヌさん。 完成した作品がこれです。 サイドから見るとこんな感じ。 ドキュモンはディオールの、ちょっとクセのあるファッション画像。 それに合わせてディオールのリボンも用意してくれました。 ドキュモンはスチレンボードで浮かせてあり 上側がやや前に出た斜めになっています。 その周りの、通常、斜断面がある部分には ドキュモンのジャケットと合わせた格子模様の紙を貼った 立体的な壁を作成。 壁は右上と左下が高く、右下と左上が低い互い違いになっていて 動きを作り出しています。 これが、とうてい私一人じゃまだ作れなかったくらい 細かくてむずかしくて作業でした。 リボン結びの部分もクリスティーヌさんがパーツを用意してくれて 1つ1つ貼付けました。 ヒモは浮かせて形を整えて先端をのり付けし ヒモの先につける香水びん型ペーパーも、一部だけのりをつけて びんの口の部分を浮かせた感じにするのがいい、とのこと。 細かいことだけど、たしかにその方が軽やかで立体感が出ます。 よく見ると、香水びん型ペーパーにもディオールの文字が。 凝ってるなあ。 フランスではこういうパーツも売られてるんですね。 ...