猫の傷の治療記録 ②治療ウエアは手作りの方がイイ

猫の背中の、首下部分にできたかさぶたが取れて
やっと治ったと思ったらまた出血したのは、2月4日のこと。
そのときの記事がこちらです。
猫の傷の治療記録 ①治ったと思ったらまた出血…

前回から1週間あまり。
最初にベストを着せてからは2週間あまり。

今度こそ、本当に、やーーーーーーっと完治して
ベストを脱がせることができました!!

かさぶたが1ミリでも残っていたら
なめて出血し、そこからまた傷が広がるという
前回の失敗を踏まえて
完全に、完璧に、かさぶたが取れるまでガマン、ガマン!
ベストを体の代わりになめまくっていて不憫でも、ひたすらガマン。
かさぶたが取れても、新しい皮膚がしっかりするまでまだまだガマン。

たった1センチのかさぶたを治すのがこんなに大変だったとは…
もう二度とケガしないでくれと祈るばかりです。

今回の経験で実感したのは
傷の治療にはエリザベスよりウエアが格段にストレスが少ない。
市販のウエアよりも手作りウエアの方が、さらにストレスが減る
ということ。

今回、うちの猫に最初に着せたベストはこれ。
私のヘアバンドに手が通る穴を開け
脱げないように首部分にヘアゴムを通した簡単なものです。
背中の黒い模様のすぐ上にベストの裾がきてます。






















着始めでまだ慣れないうえ、これだと動きずらいらしく
ひどく嫌がって脱ごうとして暴れました。

そこでハサミで切って
傷をカバーできる最小限のベストにしたのがこちら。
脇を大きく切り抜いて腕を動かしやすくし、長さもカット。
ベストの裾が、黒い模様よりもだいぶ上になりました。






















猫は座ると背中の少し下からま〜るく盛り上がりますが
その盛り上がりにベストがかぶらないようにしたら
締め付け感がなくなって動きやすくなったみたい。
着慣れてきたこともあって、脱ごうとすることがなくなりました。

ところが!
腕の部分を大きく切り過ぎたみたいで、簡単に脱げてしまう事態に。
そこで、脇を少しつまんでヘアゴムで結び
最終的なウエアの完成となりました。

そもそも、うちの猫の体が大き過ぎて
入る市販ウエアがなかったために手作りしたのですが
結果として、手作りだからこそ必要最低限の大きさにでき
猫の体に合った形になりました。

市販のウエアは体全体をしっかり包むタイプのものがほとんどなので
サイズが合ってもストレスは大きいだろうし
首回りや腕や足など細かい部分はジャストフィットとはいかないでしょう。

人間のケガ用サポーターみたいに、
体の部位別で、さらに大きさを調整できる猫ウエアがあったら
売れるだろうなあ。
誰か作ってくれないかなあ。
いっそ開発して売り出してみるかー!?