フリーランス協会と日本のフリーランス事情

「プロフェショナル&パラレルキャリア フリーランス協会」
なるものが、1月26日に設立されたそうです。
サイトはこちら

団体概要を見てみると
ランサーズ株式会社など仕事マッチングサイトの方が
理事であるのが個人的には気になったけど。

というのも、ライターの仕事に限定して言えば
ランサーズなどで紹介している仕事は
原稿料がありえないほど破格に安過ぎて
それが逆にフリーライターの生活やキャリアの足を引っ張っていると
常々感じていたので。

でもそれはそれとして、それとは別に
フリーランスのための協会ができたことは
やはりいいことだと思います。

いろいろ見ていたら、こんなサイトもあったのですね。
THE LANCER
フリーランスに向けた情報サイトのようです。
いろいろな働き方の実例も読めて、けっこうおもしろい(笑

その中の記事
フリーランス実態調査2016年度版を発表! 日本のフリーランス事情
を見ると、
〝フリーランス〟の定義もずいぶん変わってきているようです。

記事では、フリーランスを4つのタイプに分けて紹介しています。
タイプの説明が分かりにくかったので、調べて補足を書いてみました。

・副業系すきまワーカー
  /会社員等をしていて、副業としてフリーランスの仕事をこなしている

・副業系パラレルワーカー
  /スキルや特技をいかして2社以上の企業と契約ベースで仕事をしている

・自由業系フリーワーカー
  /退職や結婚、出産などを機にやりたいことをやるために独立

・自営業系独立オーナー
  /個人事業主・法人経営者で独立して自活している

昔からのイメージでは
「副業系パラレルワーカー」や「自営業系独立オーナー」が
いわゆるフリーランスと呼ばれるもので
他の2つは「アルバイト」や「フリーランス見習い」的なイメージ
だったように思います。

でも、今は「他の2つ」も含めてフリーランスという認識に。
いいとか悪いとかではなく
働き方の多様化という時代の流れなのかなと。

私が初めてフリーランスになったのは
新卒で編プロに入って2〜3年目のとき。
それからフリーランスと5つの会社の社員を行ったり来たりしつつ
最終的に現在の「紙とwebのフリー編集ライター」に落ち着きました。

会社員には会社員にしか学べないこと、得られないものがたくさんあり
それも魅力があると思っています。
でも私個人は、フリーランスが生きやすいタイプなのだと思います。

今は昔より景気が悪く
フリーランスの仕事状況も厳しくなっているのだろうけど
ネットでいろいろな情報を得られたり
自分から発信ができる分
フリーランスを始めやすいというのもあるのかもしれません。

いずれにしても、フリーランスの方が生きやすい人達が
フリーランスでちゃんと生きていくことができる。
そういう形がシンプルにいいなと思います。

写真は郵便ポストに入っていた府中市の便利帳。
表紙のゆるキャラは
市のマスコットキャラクター「ふちゅこま」なんだとか。
こんなゆるキャラがいたとは知らなかった。。。
でも、んー、けっこう好みの顔かも(笑