なぜランニングが好きか、ということ

気づけば東京マラソンまで約1カ月。

年末にハーフマラソンに出た後
ダラダラしたり、仕事でバタバタしたりして
週3で走ってはいるものの、長距離ランの練習が全然できていません。
ヤバい。。。

仕事の合間を縫って、午前に走ったり午後に走ったりしているのですが
午後はカラダが重くなってしまってどうも苦手です。

以前、ランニングのプロコーチと話をしたとき
「食後すぐに走っても大丈夫な人と、食べると走れなくなる人がいて
すぐに走れるのも1つの才能」
という話を聞いたことがあります。

1周400メートルのトラックなど、同じところをぐるぐる回るのも
私はストレスが溜まってできないのだけど
何十周でも気持ちよく走れる人もいて、これも才能なのだとか。

才能がない人はダメかというと、そういうわけではなく
トレーニングによってできるようになるのだそうです。

話で聞くと単に「ふーん、そういうものか」と思うようなことですが
走ってみると、食後の重たい感じや、周回ランのストレスなど
1つ1つを自分のカラダで感じます。

私は多分、そうやって、聞いて理解するのではなく
カラダで感じて理解するのが好きで、ランニングをやっている気がします。

たとえば、夏は暑さを避けて早朝に走るのだけど
それでも日差しが強く、木陰がいかに涼しいかを知ります。
冬は暖かさを求めて日中に走っても
日差しがいかに弱々しくなっているかを実感し、
木々の葉が落ちて枝の間から指す日差しが、いかに暖かいかわかります。

夏に葉が茂り、冬に葉が落ちることの意味を、体を通して知っていきます。

ほかにも、春の早朝の、真っ青な空の下で咲く桜の美しいこと
夏の終わりの公園は、セミが木々から落ちてきて怖いこと(笑)
雨が降った直後のランニングは、空気が湿っていて呼吸が楽なこと
などなど。

1つ1つを全身で感じるのが気持ちよくて
多分15年以上もランニングを続けているのだと思います。

だから、スポーツジムなどの室内で走るのは大嫌いです(笑)

今は東京マラソンに向けてほぼ2日に1回走っていて
時間の拘束も強く、けっこうストレスになってきていました。

でもこうして考えていると、やっぱりランニングは楽しいもの。
週3ランもあと1カ月のことです。
頑張ってトレーニングしよっ。

くりお
太陽が大好きな猫たち。なでてかまってと、猛アピールしてきます。