クラーナハ展と、2016年美術展自分ベスト5

お正月休みはあっという間に終わり。
今日はさっそく仕事のメールが届き始めて
明日からはイッキにお仕事モードに切り替え、となりそうです。

お正月は例年通り、実家に行ったり、箱根駅伝を観たりと
特別なことは何もしていないけど
今年の天気のように
心穏やかであたたかい気持ちになった、いいお正月でした。

会期が終わる前に行かなきゃと思っていた
クラーナハ展 ー500年後の誘惑」@国立西洋美術館
にも無事、行ってきました。

評判がいい美術展だけど、自分的にはいまひとつ。
単に好みではないというだけなんですけど。

昨年は勉強のつもりで
できるだけたくさんの美術展を観ようと決め
最終的に40の美術展に行きました。

その中の自分ベスト5は以下の通り。
順位はつけられないので、すべて同位です。

●「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション
                                    @国立新美術館
●「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」@東京ステーションギャラリー
●「生誕300年記念 若冲展」@東京都美術館
●「速水御舟の全貌 〜日本画の破壊と創造〜」@山種美術館
●「ゴッホとゴーギャン展」@東京都美術館

苦手と思っていた日本画の中にも
超自分好みのものがたくさんあるということを知り
日本画のイメージが大きく変わった年でもありました。

その反面、まったく好みではなく
「うーん、なんだかな」と思った美術展もけっこうあります。

アートブロガーと言われる方々は
日本画も西洋画も造形物も写真も観る、楽しめる、という人が多いけど
そういうのってホント、スゴいなあ。
私は好み以外のものにはなかなか気持ちが動かないです。

というわけで、今年は数ではなく
自分がホントに興味を引かれるものを選んで観に行きたいと思います。

写真は昨年に行った「デトロイト美術館展」の
アンリ・マティスの「ケシの花」。
明るい色彩が年の初めに似合います。

この美術展は月曜・火曜は全作品撮影OK。
撮影ができると、こうしてブログに写真を載せたりして
後々も楽しめますね。

アンリ・マティス「ケシの花」