額装レッスン2作目はマーク・デンステッターで「ビゾー・クラシック」

半年前から額装の勉強をしています。

額装とは絵画・写真などを額に仕上げることですが
絵と額の間にマットを施すことで
全体の寸法を調整すると同時に、絵に広がりと奥行きを与え
カラーコーディネートもはかります。
マットの入れ方にもさまざまな技巧があります。

昨年、家に絵を飾りたいと思ったとき
額のことがまったくわからない自分に気づき
お店の人に選んでもらうのではなく自分でちゃんと選びたい!
と思ったのがきっかけ。

月1回の教室なので、基本の基本を少しずつしか勉強できないけど
フリーランスで不規則な仕事をしている身には
このくらいの頻度がちょうどいいみたいです。

その額装教室で先日、2つ目の作品が完成しました。
それがこれです。

額装2作目























「ビゾー・クラシック」という基本的な手法のもの。
入れているのは某ギャラリーでもらった
マーク・デンステッターさんの作品のポストカード。
なんてことはない無料の宣伝用ポストカードです。

1作目は訳も分からず作ったので、全く気に入らない出来だったのだけど
2作目は1作目を踏まえて、時間をかけてマットの紙探しから始めました。
あちこち回って気に入った色を探しただけあって
なかなか気に入った額装ができました。
さっそく部屋に飾ってニヤついています(笑

額縁は額装の雰囲気に合わせて、初めてオーダーメイド。
何百種類の額縁の中から選ぶのも、大変だけど楽しいのです。

額縁や額装を変えるだけで、絵の表情もさまざまに変わります。
今回はうっすらと漂うあたたかみみたいなものを出したくて
暖色のマットにしましたが
ブルー系のマットにすればぐっとクールな雰囲気になりそう。

昔から色の組み合わせや色遊びが好きな私にとって
額装は実践的に色を知ったり試したりすることができる
とてもおもしろい世界です。
さらに、それが形になって部屋に飾れるのも魅力。

じっくり、ゆっくり楽しんでいきたい世界です。

飾ったとたん、猫がキャビネットに乗ってチェックに来ました。