愛猫・くりおの甲状腺検査
愛猫・くりおは 4月12日が誕生日なので
毎年4月に健康診断を受けています。
これまでは、腎臓病の数値が高めだったりしたものの
はっきりした病気はなかったのですが
今年4月の検査では、甲状腺の数値が急に高くなっていて
獣医師さんに「甲状腺機能亢進症の初期といえる数値」
と言われてしまいました。
甲状腺機能亢進症は
代謝に関わる甲状腺ホルモンが過剰に産生される病気で
中高齢の猫でよく起こるものだそうです。
症状としては、食欲があるのに痩せてきたり
多飲多尿になったり、攻撃的になったり、よく鳴いたり、、、
くりおは攻撃的以外の3つが当てはまっていて
特に鳴き方はすさまじく
ドスのきいた大音声で、1時間以上鳴き続けたりしていました。
放置すると、心筋症や高血圧を発症することが多く
重症になると胸水や肺水腫など呼吸状態が悪くなることもあるとのこと。
また、くりおみたいに腎臓の数値が高い場合には
甲状腺の影響で悪化してしまうこともあるそうです。
そこで、5月から甲状腺の薬を飲ませていたところ
気づいたら大音声の鳴き声がずいぶん減っていました。
そして今週
薬を1カ月服用した効果を見るための検査へ。
相変わらず血管が切れそうなくらいシャーシャー言って
暴れていましたが
どうにか採血&首のエコー検査(甲状腺は首にあるのです)を完了。
甲状腺の数値は外部の専門機関じゃないとわからないため
結果が出るのはもう少し先なのですが
病院内の機器で検査できる腎臓や白血球などの数値は
大きな変化はなく問題はなし。
とりあえずホッとしました。
甲状腺の数値がわかるまでは
現状の薬を続けることに。
というわけで、現在くりおが服用している薬は3つ。
腎臓病予防の薬、アレルギーを抑える薬
そして甲状腺の薬です。
私も年をとるとこうなるんだろうなあ
なんて思いながら、朝晩薬を飲ませていますw
写真は動物病院の看板猫・にゃおとらさん。
診察に来た犬にどれだけ吠えられようとも
まったく動じず眠っているかと思えば
怯えて鳴いている犬や猫にはそばに行って慰めたりもする
かなりデキる看板猫です。