腎臓病の猫/自分が弱った時に思い出したこと
ももたの6回目検査の数値が悪く
皮下点滴の回数のこととか、新たに行う注射のこととか
この先のこととか、お金のこととか
いろんなことをあれこれ考え続けていたら
なんだか呼吸が苦しくなってきてしまいました。
あれ、この感覚って
2カ月ほど前に体調を崩した時とそっくり同じ。。。
あの時はいろいろ検査をして、どこにも異常はなく
けっきょく胃弱ということで、薬をもらって治ったのだけど
もしかしたら、精神的なものだったのかもしれません。
ここのところ仕事がずっと立て込んでいて
個人的な用事もあれこれあり
その一方で、ももたの検査やお世話やあれやこれや
やらなければならいことはどんどん増えていて
知らず知らず疲れていたようです。
そういえば、前回呼吸が苦しくなっった時も
仕事が立て込んでアワアワしていた時期だったっけ。。。
ももたの病気や世話、私があらゆる決断をしなくてはいけないことを
重く感じるようになっていました。
本当に重いのはももたではなく、私の心なのに。
疲れると、本当に大切なことを見失いがちになるのが
私の昔からの弱いところ。
それに気づいたのは、あるブログがきっかけでした。
そのブログは少し前にネットで見つけた腎不全の猫の闘病記録。
末期さえも過ぎて、一切の治療をやめ
ただ静かに最期の時間を過ごさせていたのだけど
その猫さんが、亡くなったと言う報告でした。
飼い主さんの
「やせて弱ってどんな姿になっても
哀れに思ったことはなく、ただ愛しかった」
という言葉を読んで、ああ、本当にただそれだけだと思いました。
その飼い主さんは、もう1回その猫さんと出会ったら
たとえ先に同じ闘病生活が待っているとわかっていても
やっぱり一緒に生活したいとつづっていました。
私は……正直、まだそこまではわからないけどさ(笑
飼ったことへの後悔は今でもまったくなくて
2匹はいつでもびっくりするくらいやさしくて
おもしろくて、かわいくて
私は本当にたっくさんのものをもらってきたなーって。
闘病が大変なのも
仕事が忙しい時期はお世話すらしんどくなるのも
ペット保険の適用外でお金がすごくかかってぐったりするのも
そう思うのは全部仕方ない。
だって、本当にそうなんだし。
でも、それでもやっぱり、ももたもくりおも愛しい。
それが一番大切なことで
だったらもういいやって、なんだかすごく腑に落ちたのです。
写真は昨夜の2匹の前からと後ろから。
ももたもそれなりに元気です!