脇阪克二さんのポストカードでビゾー・アンブリケ

「ビゾー・アンブリケ」は
アンカードルモン(フランス額装)の昔からある技法の1つ。
個人的に好きなデザインで
先生にお願いして教えてもらいました。

ビゾー・アンブリケ




















「アンブリケ」とは、「互い違い」とか「いげたの」という意味。
フィレという差し色を、ドキュモン(飾る作品)の周りに
互い違いに配置するデザインです。
フィレを1色だけにしたり、数色使ってカラフルにしたりと
さまざまな表情が出せます。

今回はカラフルなビゾー・アンブリケを作ってみたくて
テキスタイルデザイナー・脇阪克二さんの
水色を基調とした淡い色彩が素敵なポストカードを
ドキュモン(飾る作品)に選びました。

額縁も化粧紙と同じ4色でまとめたかったので
1ミリ紙を使って手作り。
4色の化粧紙を使って額縁を作るのは初めてで
四隅の切れ目が合うように貼るのはなかなか大変でした。

でも、額縁づくりは端材を使うのにぴったりなことを発見。
1ミリ紙などの台紙も化粧紙も、たっくさん端材が出るんですよね。
それを額縁に活用すれば、毎回額縁を買わずにすむし
端材も減らすことができて一石二鳥。
しばらく額縁もトライしてみようと思います。


ビゾー・アンブリケ