速水御舟「桔梗(部分)」でラヴィ・クラシック

アンカードルモン(フランス額装)の中でも歴史の古いテクニック
「ラヴィ」の第2弾。
「ラヴィ・クラシック」にトライしました。

ドキュモン(飾るもの)は速水御舟の「桔梗(部分)」のポストカード。
大正・昭和初期の日本画家ですが
色使いや線がとてもモダンで、大好きな作家さんです。

その額装作品がこちらです。

ラヴィ・クラシック





















額縁はまだないので、フォトショップでエアー額縁をつけました。

ラヴィ・クラシックは水彩絵の具で色をつけ
烏口(からすぐち)という描画用具で何本もの線を引き
さらに化粧紙も加えて、さまざまな質感、色を組み合わせて作ります。

初めて烏口を使ったので、ところどころにじんでしまったり
はみ出てしまったり。
なので、今回の画像はあまり拡大しないサイズでアップしました(笑

烏口はなかなか難しいですが
線の太さによっていろいろな表情を作ることができます。
水彩絵の具を使うため色彩が自由に作れるのも魅力。
上手になりたいテクニックですな。

ちなみに、今回の額装では
ドキュモンの周りの太い黒っぽい線は茶色の化粧紙で
その周りのブルーは水彩絵の具です。