父が石川県に家を買いまして。

いろいろあって、父が石川県に家を買いまして。

石川県は父と母、そして義理の兄の故郷。
買った家は七尾市の少し下にある町の中で
父の生家のすぐ近くです。

その家は不思議な家で
家が建てられた約20年前から、1度も人が住んでいないとのこと。

あ、いや、厳密には家を建てた人が住んでいたのだけど
母屋ではなく、母屋の横に建て増ししたような
小さな部屋1つだけを使って生活していたそうな。

その人もだいぶ前に亡くなり、家の中は埃だらけ。
その家を観て、掃除もするために
父と姉と義理の兄と一緒に石川県に行ってきました。

早朝、東京を出るときは小雨が降っていたけど
現地についたときには快晴に。

石川県の家


















家の中は驚くほど凝ったつくりで
埃や虫の死骸(泣)がたんまりだったけど
人が住んだことがないだけあって、傷や汚れはほとんどありませんでした。

石川県の家


















実家はずっと商売をやっていて、現在でも休みは週1回。
それも平日の休みなので
未就学児の頃以外、家族旅行は行ったことがありませんでした。

親も自分も年をとった今行くこの旅行は
なんだかとても貴重に思えました。

こんな旅行ができたのも
突然父が家を買ってしまったおかげ?

といっても、そんなことを思っているのは家を出た私だけで
父と一緒に住んでいる姉は
なんだかんだと憎まれ口をたたいていたけど(笑

そんなことも含めて、私には新鮮な旅となりました。


和倉温泉 加賀屋
家は泊まれる状態ではないので、その日は和倉温泉の加賀屋へ。
部屋の窓を開けると目の前には日本海。
夕食と朝食が贅沢で美味しかった〜!





















翌日は金沢21世紀美術館に寄ったものの、あまりの混み具合にぐった
りして、名物のスイミング・プールだけ見て退散。




















兼六園
美術館を離れ、すぐ近くの兼六園を散策。菖蒲が咲く川がとても
きれいでした。木々や花の美しさは、年齢を重ねるほどにわかる
ものの1つですね。