2013年6月21日金曜日

前歯に対する診断が、3つの歯医者で全然違う件

ナニサーの人形づくりの  ワークショップ
先日、沖縄のシーサーならぬ「ナニサーの人形づくりの
 ワークショップ」に参加。写真は参加者6名と主催者2
名が作ったナニサー達の集合写真。同じやり方で作って
いるのに、作る人によって顔が違うのがおもしろい。
と、いかにもネットっぽい
タイトルを
つけてみました。

2年前から気になっている
前歯のトラブル。
差し歯がグラグラして
痛みはないのだけど、
ときどき歯ぐきが
腫れます。

これに対する診断が
歯医者によって
全然違うことにビックリ。

新宿の歯医者さんでは
「レントゲンではよくわかりませんが、
十中八九、歯の根が竹のようにタテに割れていると思います。
タテに割れた歯は修復できないので
インプラントにすることをおすすめします。
治療費は、だいたい50万円くらい」

2番目の歯医者さんは
「レントゲンではわからないけど、差し歯のコア(芯)が折れているかも。
もし差し歯を外してみてコアが折れていたら、元には戻せません。
左右の歯にひっかけるブリッジの形で歯を入れます。
左右の歯も一緒に手を入れる必要があるので、8万円×3本で24万円です」

3番目の歯医者さんは
レントゲンではわからないので、差し歯を取って診てみましょう。
その結果、残っていた元の歯が根本からポキンと折れています。
でも根の奥や差し歯の芯はしっかりしているので
差し歯を作り替えなくて大丈夫。
このまま戻してしっかり差し歯を固定し、ます歯ぐきの傷みを治しましょう。
今後トラブルが起きるようなら、それから次の段階に進みましょう。
今日の治療費は2500円です」

お金だけの問題ではないけれど
差が分かりやすいので治療費も入れてみました。
歯医者によって、これだけ違うのですねー。

これはどの歯医者さんがいいかということではなく、主義の違いなのだそう。
最初の歯医者は最新治療法を推進しているところ、
2番目は外科的治療(抜歯や差し歯、入れ歯、インプラントなど)が得意、
3番目は、他にはないくらい徹底した温存治療主義を実践している歯医者。
つまり、高い治療費を言っている歯医者は営利目的とか
そういう単純な話ではないのですね。

永久歯は1本しかないので、限界がくるまで自分の歯を使いたい
というのが私の考えです。
だから現在、3番目の歯医者を選んで通っています。

でも、仕事が忙しいから回数少なく、後々の手間も楽な方法で治したい
という人には、1番目や2番目の方が合うかもしれません。

歯医者も、もうどこでも同じというわけではないのだなあ。
かなりユニークな治療や指導をする現在の歯医者に通うようになって
歯医者観がまったく変わり始めている今日この頃です。