私も映画「国宝」へ

あまりにあちこちで「いい」と絶賛されているので 観てきました。 映画「国宝」。 観ている途中、最初にもった感想は 「おもしろかっただろうなあ」でした。 吉沢亮さんと横浜流星さんは 1年半かけて歌舞伎(女形)の練習をしたそうで 大変だったろうし、苦労もしただろうと思うけど 1年半もかけてじっくり1つの役の準備ができるって すごく贅沢なことだと思うわけです。 それも、本職の四代目中村鴈治郎さんの指導を受けるなんて これまた贅沢ぢゃないですか。 体験した人にしかわからないものが、たくさん見れたはずで それはもう「おもしろかっただろうなあ」 としか私には思えないのです。 そして、そんな贅沢な体験をした吉沢さんと流星さんの女形は きちんと美しく魅力的でした。 何より、歌舞伎をソフィアン・エル・ファニさんという 外国の方が撮影しているのがすごく良かった。 歌舞伎の形式美の力に負けずに 人間がしっかり前面に出ていたように感じました。 と、ごちゃごちゃ書きましたが、つまりはとても楽しめる映画でした。 3時間があっという間だったし この映画こそはテレビじゃなくて劇場で観るべきですね。 下は映画館で撮った「国宝」のチラシです。