Kindle版がほしい「ざんねんないきもの事典」

カツオは普段は無地なのだけど
釣り上げられたり繁殖でメスを追いかけている時など
極度の興奮状態のときには横ジマが出て
釣り上げられて死ぬとスーパーで見るように縦ジマになる。

って、知ってました?
こういう話に昔から弱いんです。
大好きなんだなあ。

近所の書店で猛プッシュされていた本
「おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」(高橋書店)
に出ていたエピソードの1つです。

ざんねんないきもの事典

たくさんの著書を持つ哺乳類動物学者・今泉忠明氏が監修していて
紹介文によると
「笑えて、ちょっとためになる!生き物たちのおどろきの真実。
思わずつっこみたくなるいきもの122種」とのこと。

買おうかどうしようかすっごく迷ったのだけど
うちは本棚を置かない主義だし
おそらく買って1度読んだらもう読まないだろうし…。

でもKindle版ならほしい!と思って探したら
やはりまだ出ていませんでした。残念!

今は子ども達も勉強にPC、iPad、スマホなどを
当たり前に使うようになったのだから
こういう本こそ最初からKindle版も出した方がいいんじゃないかな。

電子書籍って印刷がない分、紙の本より安い
というイメージが定着しちゃってるけど
私は電子版だからって価格を安くする必要はないと思っています。
読みたい本なら、紙と同じ値段でも普通に買うと思うから。

ただ、印刷分のコストがかからないのも事実だから
その分、電子版のデザインやスタイルをブラッシュアップして
紙とは違う個性がついたらもっと楽しくなるのに、と思うのだけど
やる出版社がないということは、マネタイズがむずかしいのかな。

いち編集者としても、昔からずっと気になってる電子版ブック。
久しぶりに興味が復活しました。

下は朝ランの最中に見つけたセミの抜け殻。
セミの抜け殻は「蝉退(せんたい)」といって漢方薬にも使われるとか。
湿疹・皮膚炎、じんましんなどに用いられる
「消風散」という漢方処方薬にも配合されているそうです。

なんとなくいきもの事典につなげてみました(笑

セミの抜け殻