新たなイラスト展。「イラストレーションフェスティバル」

廃校になった中学校を利用して誕生したアートセンター
「アーツ千代田3331」で開催された
イラストレーションフェスティバル」へ。

32組のイラストレータ一が一堂に会し
原画やグッズなどの展示・販売を行うというもので
柴田ケイコさんやニシワキタダシさんなどの
人気イラストレーターさんも参加していました。

会場では、イラストをプリントしたTシャツや記念切手など
企業とコラボしたオリジナルグッズも多数販売。

さらに、イラストレーター本人がワークショップを行ったり
専門家による額縁作りや、出展者のイラストの缶バッチ作りなど
体験系ワークショップも。
入場料500円が安く思えるくらい楽しめるイベントでした。

今回が初の開催で、そのせいか
イラストのテイストにやや傾向がある印象が。
次回はより幅広いタイプのイラストレーターさんが集まると
もっと楽しくなりそうです。

そして、やっぱりこういうことだよなあ、と一人で深く納得。

仕事柄、イラストレーターさんの個展の案内をいただくことが多く
いただいたらできるだけ顔を出すようにしているのだけど
絵の展示のみというスタイルに、ずっと疑問を感じていました。

電車で片道40〜50分かけて行って
会場に入ったら10分で終了、というなんとも言えないむなしさ。

世界的なアーティストの絵を、数十点〜数百点も展示する美術館の展覧会でも
作品1つ1つに読み手を惹きつけるような解説をつけたり
タレントを起用した音声解説のサービスがあったり
ユニークなオリジナルグッズを作ったりと
工夫をしているのになと、思ったりしていました。

今回のイラストレーションフェスティバルは
そういう意味で、私的に1つの回答を得た気分。

ここまで大掛かりなことは、会社が主催しているからできることだけど
個人でも、誰かと組んでワークショップをするなど
できることは少なくないと思います。

そして、前々から思っているのだけど
美術展やイラスト展とフランス額装のワークショップというのも
すごく相性が良いだろうなあ、なんて。
私にはまだワークショップをするようなスキルはないけど
そういうイベントを開ける機会があったら手伝ってみたいなあ
なんて思うこの頃です。

アーツ千代田3331「イラストレーションフェスティバル」
会場入り口。












アーツ千代田3331「イラストレーションフェスティバル」
イラストレーター・死後くんが「背後霊似顔絵」を描いてくれる
ワークショップも(笑)