仕事で、尊敬できる先輩がいるという幸せ

会社の編集部にいた時の上司だった大先輩と
すごーく久しぶりに一緒に仕事をさせていただいています。

それで感じたのは、
やっぱりスゴいわ、この人! という実感。
そして、そんな風に思える人と出会えたことの幸せ。

大先輩は、上司だった時も優秀な編集者として知られていた方で
実績もしっかり出していました。

でも、当時は会社という上下関係の中にいたので
編集者というより、上司としてしか見ていなかった気がします。

大先輩はその会社の後、いくつかの雑誌の編集長を歴任し
数年前からフリーランスに。

そして今、同じフリーランスとして横で仕事を見ていて
同じ編集者と言うのが、もう申し訳なくなるくらい
圧倒されています。

たとえば、クライアントがふっと口にした思いつきを
すぐに具体的な形にする提案力と
実現のために必要な人を連れてくるネットワーク力、
ハンパないです。

もう「御大」と言われる立場にありながら、フットワークは軽いし
原稿はガンガン書くし、そして早くて上手い。

それはちょっとほめ過ぎだろ、と自分でも思うけど
そうとしか言えないわけです。

大先輩は
「お声がかからなくなったら仕事から身をひくわ」と言うけれど
それどころか引く手あまたで、仕事で徹夜もあるくらい忙しい日々。

こういう先輩の仕事を、再びそばで見ることができ
さらにアドバイスもいただいたりできることは
本当に幸せだということが、経験を経た今だからこそよくわかります。

そして、自分に足りないものも
ガンガン見えてくるー(笑

フリーランスなので、仕事が終わればまたサヨナラ。
こんなすごい編集者には、いつまでたっても到底なれないだろうけど
そばで仕事ぶりを見ることができる間に
たくさんのことを学び、身にしていきたいと
珍しく真面目に思ったりするわけです。

Art space PALS
春に大先輩と一緒に撮影をした相模湖のスタジオ。目の前が相模湖で抜群の
ロケーションでした。