人は変わらないのかもしれない

少し前、姉と話していた時のこと。

子どもの頃に、親戚のおじさんに連れられて
石川県の能登島に遊びに行った時
おじさんが海で遊ぶ私を見て
「あの子は泳ぐというより、潜ってばかりだねー」と呆れてた
ということを初めて聞きました。

能登島に行ったのは小学校低学年の頃なので
すっかり忘れていたけど
そう言われて、当時の景色が鮮やかに蘇りました。

東京育ちの私にとって
海の中が透明で、たくさんの魚がすぐそばを泳いでいる
というのは、初めてでかつ衝撃的な体験。

色とりどりの、美しく、ユニークな形の海の生き物たちに感動して
ひたすら潜って観察していました。

それから約17年後
私はスキューバダイビングにハマることになるのだけど
その時は、すでに能登島での体験は忘れていました。

でも、今思い返すと
ダイビングで私が毎回感じていたおもしろさや感動は
能登島で小学生の私が感じたことと全く同じ。

そのことに、我がことながら驚きます。

人って、案外変わらないものなのかも。
特に感覚的なものというのは
年齢や経験と全く違うところにあるのかもしれません。

ふと、ダイビングのライセンスカードってどこにしまったっけ?
と思い、引き出しを探したら
ライセンスカードはなかったけど
昔、潜るたびに記録を書き込んだダイビングログが2冊出てきました。

スキューバダイビングのログブック

中は恥ずかしくて公開できないけど
当時、海の中で見た魚のことや
体験したことがビッシリ書かれていて、懐かし〜。

なんだかまた、久しぶりに、海に潜りたくなりました。
今潜っても、きっと同じことに感動するんだろうと思います。