今度は「椿の花咲く頃」にガッツリ

外出自粛解除で「韓国TVドラマ見倒し生活」も終了、
と思ったのも束の間
今度は「椿の花咲く頃」にガッツリやられておりました。

先日行われた
韓国のゴールデン・グローブ賞と言われる百想(ペクサン)芸術大賞で
「梨泰院クラス」や「愛の不時着」を抑えて
テレビドラマ部門大賞を受賞したドラマです。

女手ひとつで息子を育てる主人公と
お人好しで野暮ったい警察官との恋愛と
同時に進行する連続殺人犯との戦いを描いた
ロマンチック・サスペンス・コメディ。

こう書くと、なんだかバカっぽくてつまらない感じだけど
9歳の小学生の男の子から
70歳代と思われる母であり町の会長を務める女性まで
主役だけでなく全ての登場人物が
それぞれに成長するところがしっかり描かれている
ベラボーに素敵な人間ドラマでした。

最終回の視聴率が
地上波ドラマでは2019年最高を記録したと言うのも納得です。

でも、Netflixでは人気ないのよね。
「今日のTOP 10リスト」にも全然入ってこないし。

実は私も、最初は「愛の不時着」同様に全然乗れなくて
5話くらいまで飛ばし飛ばし観ていました。
でもその後、急加速的におもしろくなって
見始めた時には想像しなかったような感動的なラストになるので
ぜひ多くの人に観てもらいたい。

そんな風に思うドラマなのでした。

それにしても、韓国のドラマはたいてい全16話以上。
「梨泰院クラス」は1話70分以上で全16話。
「椿の花咲く頃」は1話60分以上で全20話。
アメリカのドラマも全22話くらいだとか。

日本の1話60分弱で全10〜12話というスタイルじゃ
深みのあるドラマを求めるのが無理な話なのかも
なんて思ってしまう現状ってどうなの、と思うこの頃です。

椿の花咲く頃
画像はNetflixより。クリックすると予告ムービーに飛びます。