カッコイイという感嘆の連続「没後10年 ロバート・ハインデル展」

「生まれ変わったら踊る人になりたい!」
と思っていた時期があるくらい(笑)ダンスを観るのが大好きです。
それもクラシックバレエや前衛ダンスなど
いわゆる「舞踊」という言葉が合うダンスが。 

どこが好きかというと
「人のカラダは鍛えればこんな表現ができ、ここまで跳べ、
これほど美しく動く」と思えるところ。
カラダが作り出す動きそのものに、とても感動します。 

ロバート・ハインデル氏はアメリカの人気イラストレーター&画家。
生涯にわたり、欧米のバレエ団を中心にダンサーを描き続け
「現代のドガ」 と呼ばれていたそうです。

それを聞いて
没後10年 ロバート・ハインデル展〜光と闇の中の踊り子たち〜
を無性に観たくなりました。

会場に入るとすぐに、ダンスの世界に引き込まれました。

ロバート・ハインデル展
「ムーヴィング オン」2004年(C) Robert Heindel














ロバート・ハインデル展
「素描《ダンサー リーピング》1997年(C) Robert Heindel












ロバート・ハインデル展
「ウォール」1987年(C) Robert Heindel
















スタイリッシュだけど、しっかりした現実感があり
筋肉1つ1つの動きがリアルで美しい。
それが光と陰のコントラストで切り取られています。

ロバート・ハインデル氏がダンサーの肉体に強く惹かれて
描き続けていたというのが伝わってきます。

もう、1枚1枚観るたびに、心の中で
「カッケーーー!!!!!」と叫んでいた私(笑

100点あまりの油彩、素描の原画が展示されていて見応えも十分。
来て本当によかったと思った展覧会でした。

そごう横浜店6階にあるそごう美術館にて、
今週の日曜日、26日までです。

没後10年 ロバート・ハインデル展入り口
ロバート・ハインデル展入り口。左の絵は「ダンス オブ パッション」
1082年(C) Robert Heindel。これがまたカッコイー!