激動の青色申告。気づいたら青色申告会会員になっていました

PCソフト〝やよいの青色申告〟を購入し
青色申告初心者ながらも、どうにか入力完了(と自分では思っていました)。

とはいえ、科目や入力箇所など、わからない点もたくさんあったので
初めて税務署の相談コーナーに行ってみました。

当たった相手は60代くらいの男性。
いちばん年長のベテランそうな方でした。

持って来たノートPCを取り出すと
「パソコンの中の帳簿を見ることは出来ますが
操作して直したりすることはできませんよ」とすごく警戒している様子。

でも、ソフトを開いたら急に態度が変わって
「おや、〝やよい〟だね。どれどれ…」といきなりマウスをつかんで
あちこちをクリック。

相談員「うーん、まるで収支が合ってないし、科目も変だね。
            自分で入れたの?」
私  「はい。〝簡単入力〟というのがわかりやすかったので、それで…」
相談員「ああ、〝簡単入力〟はダメ。あれは間違ったところに入ったりして
    全然使えないの。
    青色申告会では、まず最初に〝簡単入力〟機能を削除して
    使っているくらい。
    それを使わず、帳簿に直接書き込むようにすると
    すごく簡単で優秀なソフトなんだけどね」

ええー! 今さらそんなこと言われたってっ!

さらに詳しく見てもらったところ
私の入力ミスも加わって帳簿はボロボロらしい。
もう一度入力し直している時間はないので
青色申告会の方にサポートしてもらい
むりやり形にして提出に間に合わせるしかない、ということに。
「〝やよい〟を使っていてよかったね。
他のソフトだったら青色申告会でもサポートできなかったよ」と相談員さん。

へー、そうなんだ。
もし違うソフトだったら…今のこの状況では、考えるだけで恐ろしい…。
にしても、〝やよい〟じゃないとPC帳簿の詳しい指導が受けられないとは
Mac派や他のソフトを買ってしまった人には
かなり不親切な状況になっているのですね。

なんて思う間もなく
そのまま税務署の近くにある青色申告会へ送り込まれ、即、会員に。
通常、入会金1,000円、会費18,000円(年額)を払うところ
私は4500円で1年間会員になれたのだけど、それを喜ぶ余裕も全くなく
 たくさん相談待ちをしている人達を追い抜いて、優先的に相談窓口へ。
つまり、それだけ緊急の案件ということらしい。

〝やよい〟に詳しいという女性の相談員さんに見てもらったところ
「これはプライベートな費用なので必要ありません」と
半分くらいをどんどん削除。
どうやら入力する必要のない項目をせっせと入れて
入れなくちゃいけない項目がざっくり抜けていたらしい。

目をしばしばさせて疲れきりながら入力したあの日々は何だったのか…
ああ、激しい徒労感…。

と、私がぐったりしている間に
女性相談員さんがすごい勢いで私の帳簿を修正し
いらないものをすべて整理してくれました。
すごい!さすがプロ!!

とはいえ、いつまでも私1人にかまっていられる時期でもなく
1時間ほどで終了。
家に帰って修正しておく宿題を出されて、また明日来るようにとのこと。

さらに、家に帰って調べたら
源泉徴収書が来ていないクライアントが2社も!
いまから急いで送ってもらわないとっ!

青色申告の締切は3月15日。
いまからぜーーーんぶ修正で、ホントに提出できるのか、私ーーーー!?