くりお、体重が激減す

 先月の中ごろ、愛猫・くりおが便秘でいきむ→吐くを繰り返し

便秘解消後、極端に食べなくなってしまったことをブログに書きました。


その後、いったんはよく食べるようになったのですが

前日までガツガツ食いついていたフードを、翌日には拒否したり

突然、何も食べなくなったりなど、激しい食べムラ状態になりまして。


かかりつけの動物病院で診てもらったところ

半月ほどで、3.9キロあった体重が3.2キロにまで減少していました。


血液検査をしたところ、甲状腺の数値は少し低くなっていたものの

腎臓の数値が悪化していました。


こうなったとき、どう対応していくか、飼い主が選択を迫られます。

チューブを体内に入れて強制的に栄養をとらせたり

皮下注射を始めるという選択肢もあるのです。


でも、くりおは来年の4月には20歳になる超高齢。

私としては、よくぞここまで長生きしてくれていると思っています。


なので、今後は苦しいことを少しでも減らす処置だけして

あとは穏やかに、自然に過ごさせてあげたい。


今は亡き愛猫・ももたが、腎臓病ステージ4と言われた時は

初めて&突然のことで、何も知識はなく、心の準備もできておらず

ひたすら混乱して過呼吸にもなったりしたけど

その経験から、今回はどうしたいかをすぐに決めることができました。

ももたのおかげです❤️


獣医師さんにそれを伝えたところ

先生も「思いを聞けてよかった。私もそれがいいと思います」

と納得してくださいました。


血液検査の結果、貧血気味になっていたので

増血の注射だけしてもらって帰宅。


その注射が効いたのか

翌日から、ウエットとドライの両方を少しずつ食べるようになりました。


それでも、1日に必要な食事量には全然達していないのですが

シリンジでの強制餌給はせず、とにかくくりおには穏やかに

くりおのペースで過ごしてもらおうと思っています。


と、こんな風に書くと、なんとなくもうヨロヨロで

動けなくなっていると思う人もいると思うのですが

そんなことはまーったくなくて

ガリガリに痩せて、歩くとよろけたりするけれど

キャットタワーやサイドボードに登ったり降りたりしているし

大声でわめいて自分の要求を主張したりと、けっこう元気ですw


ただ、獣医師さんからは

「腎臓の数値が急に上がったりしたら、あっという間に悪化することも」

と言われてもいて

くりおといつまで一緒にいられるのかはまったくわからない状態。

突然いってしまうかもしれないし

逆に、けっこうしぶとく頑張ってくれるかもしれません。


いずれにしていも

残りのくりおとの時間を大切にしたいと思います。


写真は、そういうこととは関係なく

先日取材で行った福島の海の風景。

海を見たのは久しぶりなのだけど、やっぱり上がりますねえ。


福島県 富岡町の海

福島県 富岡町の海