空いてしまった時間に「生誕200年ミレー展」。かなり力入ってます

そこそこのボリュームの紙の仕事、
締め切りが間近なのに
デザインが全然上がって来ないので進めることができず
予定して空けていた時間がずーっとムダになっているのにうんざりして
気分転換に府中市美術館へ。

府中市美術館では10月23日まで
市制施行60周年記念「生誕200年ミレー展
 愛しきものたちへのまなざし」
が開催されています。

府中市美術館の企画展は
私みたいに絵のことをよく知らない人間でも楽しめるように
企画内容や画家についての説明を
細かく貼り出してくれるのがとてもいい。

展示内容もストーリーがあって分かりやすく
府中に引っ越してきて以来
すっかりお気に入りの場所になっています。

今回のミレー展は市制施行60周年記念というだけあって
特に力が入っていて
ミレーの学生時代の習作から、晩年、亡くなる直前の作までの
多くの作品が、彼の人生に沿って見れるようになっています。

ミレーというと「落穂拾い」くらいしか知らなかった私ですが
ミレーの絵には猫や犬などの動物が多く登場して
それが表情豊かでおもしろかわいいとか、
ミレーって私と同じ誕生日だったんだとか(笑
いろんなミレーを知ることができました。

一緒に見ることのできる常設展「所蔵品新30選」には
府中美術館所蔵の作品がセレクトされ
私が惚れ込んだ遠藤彰子さんの「光景」や
曽谷朝絵さんの「Washball」なども!

会場もいつにも増して混んでいて
商店街のおじさんやおばさん、中学生などがたくさんいて
美術館らしくなくワイワイ騒がしいところがまた、素敵です。

見終わる頃にはイライラも消え、かなりリフレッシュ。

あー、終わるまでにもう1回行きたい!
ぜひおすすめです。

ミレーの《落ち穂拾い、夏》
ミレーのミレーの《落ち穂拾い、夏》。
府中市美術館のホームページより。